有料道路ニュース
その4
(2005年1月1日〜2005年3月31日)


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4車線化、前倒し 死亡事故現場の磐越・東海北陸道

 片側1車線(対面通行)区間で昨年7月27日に相次ぎ、正面衝突事故があり、
計11人が死亡した岐阜県の東海北陸道と福島県の磐越道で、日本道路公団が4車線化工事を繰り上げ、今年度発注する。
内部で「事故対策には4車線化が有効」との報告書をまとめており、現場付近の対策を急ぐ。
全体の完成時期は未定だが、半年から1年早まる見通し。

 東海北陸道の事故は、郡上市大和町の平山トンネル内の出口付近のカーブでトラックが対向車線にはみ出し、乗用車とぶつかった。
現場はポールが5〜10メートル間隔で立ててあるだけだった。
公団は、約1.4キロのトンネルの4車線化工事発注を早めた。完成も半年早まる見通し。

 やはり正面衝突事故のあった磐越道いわきジャンクション―いわき三和インター間も橋や土盛り工事を今年度に前倒しする。
隣接する磐越道いわき三和―小野インター間は橋の工事を今年度に前倒しし、工期は1年短縮される。

 公団は10月末、「4車線化と各種の交通安全対策を実施すれば、
飛び出し事故が半減する」との報告書をまとめ、国土交通省に提出している。
ただ、全国の暫定片側1車線区間は1151キロ。このうち4車線化工事に取りかかっているのは147キロ(04年12月20日現在)だけだ。

朝日新聞社会版http://www.asahi.com/national/update/0104/004.html


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ETC取り付け費補助、1世帯1回1万円−−新「今治市」合併協が決める /愛媛

 ◇制度に疑問の声も

 今治市と越智郡11町村の合併協議会は、今月16日の新「今治市」発足後、
自家用車にETC(有料道路自動料金収受システム)車載器を取り付けた場合、費用の一部を補助すると決めた。
ETC搭載車は瀬戸内しまなみ海道の通行料が最大約2割安くなるため、ETC普及で陸地部と島部の交流を活発化させるのが狙い。
しかし「しまなみ海道はもともと通行料が高額。ETCを付けても気軽に走れない」と制度への疑問を投げかける声も聞かれる。【小林祥晃】

 現在、ETC車載器は自動車用品店などでの相場は2万〜3万円だが、そのうち1万円を補助する。
支給の対象は16日以降、自家用車にETC車載器を取り付けた新市の住民で、支給は1世帯あたり1回まで。
既に取り付けた場合は対象にならず、事業用車も対象外。07年3月末まで申請できる。

 制度創設の背景には、しまなみ海道の高額な通行料がある。
合併で新たに今治市となる町村のうち、大三島町、吉海町など島部5町と陸地部との往復には、
しまなみ海道利用が早くて便利だが、通行料は普通車の場合フェリーの2倍に近い。
「これでは陸地部と島部の物流・人的交流が活発化しない。
通行料が低減されないと合併しても意味がない」と話す町村関係者も多い。

 そこで合併協は全国の高速道路が割引になるETCに注目。ETCを取り付けた場合、
しまなみ海道の通行料は5%程度安くなり、また取り付け後に通行料5万円を前払いすると約2割引きになることから、
「市民交流を活発化するには、ETC普及が不可欠」として、取り付け費補助を決めた。

 しかし、補助制度への疑問の声も根強い。
今治市の男性建設会社員(35)は「片道1000円以上の通行料は、私用で気軽に利用できる額ではない。
景気も悪いのでETCをわざわざ取り付けるつもりもない」と話している。

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 ◇今治市−吉海町の料金比較

現行           1700円

ETC利用        1606円(−5.5%)

ETCで料金5万円前払い 1384円(−18.6%)

フェリー          980円

 いずれも普通車片道の場合。フェリーは今治港−下田水港、それ以外は、しまなみ海道今治北IC−大島南IC。かっこ内は割引率。

毎日新聞愛媛版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20050105ddlk38010638000c.html


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除雪に遅れ? 苦情が殺到

  道路はカチカチ、除雪はどうなってるの−−。
年末年始の大雪で、「除雪が不十分。危険だ」といった苦情が県や長野市などに相次いでいる。
降雪直後の除雪が遅れた面もあったが、県や同市は委託している民間業者はフル稼働していると説明、「予算もケチってはいない」という。
現状では、例年を上回る大雪になれば、雪かきなど「自助努力」で対策をとるしか方法はなさそうだ。

  ●県、長野市に苦情200件

  5日午前、長野駅前のすし店店主は店の前の雪かきをしながら、
「普段は積雪の少ない市街地を、手早く除雪する態勢ができていないのでは」と不満を漏らした。

  長野市内のタクシー運転手も「わだちにタイヤをとられて、対向車とすれ違うのも一苦労」とこぼす。

  同市への苦情は4日までに162件。県への苦情も5日に50件を超え、対応に追われている。
3日以降の苦情は、市中心部など市街地からの苦情が圧倒的に多いという。

  同市によると、バス路線などの主要市道のすべてで3日までに1度は除雪を行い、細い道や歩道にも徐々に手を広げているという。
ただ、除雪しきれていない場所や手つかずの道も多い。

  ここに来て、降雪自体は収まってきたが、圧雪された雪が夜間に凍り、わだちや段差が至る所にできている。

  ●フル稼働でも、記録的な雪に対応できず

  長野地方気象台によれば、長野市での元旦の積雪は44センチ。
元日としては、81年に32センチを観測して以来の記録的な豪雪。

  同市は現在、68の民間業者と除雪の契約をしている。
業者には計102台の除雪車があり、雪の状況を判断して業者が除雪作業をする。
今回の大雪では、市から依頼し、102台をすべてを出動させた。

  県の長野建設事務所も、計183台の除雪車をもつ48社と契約している。
ただ、管轄道路は北信全域の県道や一部の国道など総延長は640キロに及び除雪も簡単ではない。
同事務所では毎年4億円程度を除雪費に当てている。上限は設けておらず、必要な場合は補正予算で増額しているという。

  ただ、除雪車の台数を増やそうとしても、「不況で除雪を委託できる建設業者が減っており、簡単には増やせない」という。
複数の自治体と契約している業者もあり、今回のような大雪の場合、自治体間で除雪車の取り合いになってしまうのが実情のようだ。

  03年度に除雪費2億5千万円を支出している長野市も「今年は、正月で初動が遅れた地域もあったが、
これだけの雪に対しては、そもそも台数が十分ではなかった」(建設部維持課)という。

  県から受託している、同市内の建設業者は「通年仕事ではないため、除雪車を運転できる人員を雇う余裕はない。
売り上げは、降雪状況に左右されるので、除雪機材を抱えるリスクもある」と話している。

朝日新聞長野版http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4998


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「タイミング除雪」で除雪の効率アップ

 11日から秋田市内で試み

 国と県、秋田市が11日から、同じ時間帯に同じ地域を除雪する「タイミング除雪」を、秋田市の茨島交差点周辺で試験的に始める。
これまで道路の管理者ごとに違っていた除雪基準や出動時間を見直し、効率的な除雪で渋滞や事故の減少を目指す。

 道路の除雪は、国道を国土交通省、県道を県、市町村道を市町村がそれぞれ担っている。
除雪車が出動する基準や時刻も管理者によって違う。
幹線道路を管理する国交省や県の基準は「降雪が10センチ程度以上で引き続き除雪が予想される場合」。
生活道路が多い秋田市は数値基準がない。

 このため、せっかく除雪された道路でも、除雪や凍結抑制がされていない道路と交差する付近で渋滞や事故が起きることもあった。

 そこで、交通量の多い国道13号と主要地方道秋田天王線(通称・新国道)の茨島交差点周辺で、
早朝のラッシュ前に、同交差点や周辺道路を一斉に除雪する「タイミング除雪」をすることにした。

 国交省の凍結抑制剤の散布車や除雪車の通過時間を事前に連絡し、県や同市の除雪車も同じ時刻に出動する。
国交省秋田河川国道事務所は「こうした取り組みで、
これまで1本の道路に限定されていた除雪の効果が、その地域に広がる」と期待する。

 また、道路は管理者が除雪するという原則にこだわらず、
国道の除雪車が、近くの県道も一緒に除雪するといった、管理者の垣根を超える仕組みも検討している。

 同事務所は「前例はないが、まずは実際にやってみて課題や成果を検証する。
限られた予算内でいかに効果的に除雪できるかを探りたい」としている。

朝日新聞秋田版http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=6565


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帰省客 鉄道にシフト  大雪で車を敬遠 中央道は13万台減少

  年末の雪のため、帰省は乗用車を控えて鉄道で−−。
県警とJR東日本が6日に発表した年末年始の利用状況で、こんな傾向がわかった。

  県警交通規制課によると、昨年12月25日〜1月3日の10日間、
中央道の県内の交通量は、下り線が25万3373台で前年より約4万2千台減少。
上り線も23万9567台で前年より約9万台減った。

  中央道下り線は12月29、31日、降雪の影響で甲府昭和IC以西が一時通行止めとなった。
上り線は1月2、3日、小仏トンネルを先頭に最大29キロの自然渋滞が発生した。

  一方、JR東日本の調べでは、12月28日から1月5日まで9日間、
中央線の特急利用客は県内の上り下り合計で約23万2千人となり、前年と比べて5ポイント増加した。

  帰省のピークは降雪のあった31日で、前年比9ポイント増となる2万人が利用。
甲府駅に午後4時26分に到着したスーパーあずさ23号は乗車率146%の混雑となった。
Uターンのピークは3日で、前年比11ポイント増の2万3千人だった。

  同社八王子支社は「帰省時に雪が重なったため、乗用車から鉄道利用に切り替えた人が多かったようだ」と話している。

  31日の県内は、発達した低気圧のため、山中湖で21センチ、甲府で14センチの降雪を記録した。

朝日新聞山梨版http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=8285


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往復すれば片道ただ 交通量1割増の効果
伊勢湾岸道の実験結果


  昨年9月15日から1カ月間、伊勢湾岸自動車道で行われた、
往復車両の復路の片道料金を無料化する社会実験の調査結果(中間報告)がまとまった。
平日の1日当たり交通量は、伊勢湾岸道が約11〜12%増えた一方、並行して走る国道23号が約2%減った。
国道23号の渋滞緩和と伊勢湾岸道の利用促進に一定の効果が表れた。

  実験は、中部地方整備局名古屋国道事務所に事務局を置く協議会が主体になり実施した。

  9月15日から10月14日まで、東海インターチェンジ−飛島インターチェンジ間の同じインター間を往復する車両に対し、
行きの片道料金を払えば帰りを無料にし、交通量の変化などを調べた。
並行して走る国道23号の慢性的な渋滞と騒音、大気汚染などの環境問題の緩和が主な狙いだった。

  その結果、伊勢湾岸道の平日の1日当たり交通量は約4100〜5100台増えた。
これに対して、割引対象の伊勢湾岸道の並行区間の国道23号では、平日1日当たりの交通量が、実験前に比べて約1100台減った。

  伊勢湾岸道の増加数よりも23号の減少数が大幅に少なかったが、
並行区間外の国道23号は実験前よりも約200〜1100台増えている。
このため、実際に国道23号から伊勢湾岸道に転換した台数は、もう数百台多い可能性がある。

  一方、東海と飛島の二つのインター間の平日交通量が実験前の2倍以上に増えた点など、
伊勢湾岸道の利用促進効果は予想以上だったという。

朝日新聞愛知版http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=10794


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パトに追突、4人負傷  

北陸自動車道今庄トンネル トラック運転手逮捕

 八日午後一時五十分ごろ、南越前町湯尾の北陸自動車道下り線今庄トンネル内で、
新潟県白根市の運送会社「城西物流倉庫」の大型トラックが、故障車のために車線規制中の県警高速隊のパトカーに追突。
パトカーは前に止まっていた道路管理会社の車にぶつかった。

 管理会社の車の前で故障車修理中だった同社員鈴木真一さん(52)が骨盤骨折などで重体、
パトカー内の警官一人と車外の二人が軽傷。
同隊はトラックを運転していた浅井信造容疑者(44)を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。

 調べでは、浅井容疑者は京都市から金沢市に行く途中で、「足元に落ちた空き缶を拾おうとした」と供述しているという。

 この事故で下り線は敦賀インターチェンジ―今庄インター間が約三時間半通行止めとなった。

読売新聞福井http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news003.htm


車線規制中の警察車両へ トラック突っ込む 1人重体3人けが 
北陸道・今庄トンネル (●1月9日午前9時45分)

 八日午後一時五十分ごろ、南越前町湯尾の北陸自動車道下り線今庄トンネル内で、
車線規制をしていた県警高速隊と道路管理会社の車両に大型トラックが突っ込み、
清水町小羽、中日本ハイウェイパトロール社員、鈴木真一さん(52)が骨盤骨折などで意識不明の重体、警察官三人が軽傷を負った。

 高速隊は業務上過失傷害の現行犯で、トラックの新潟県長岡市希望ケ丘二丁目、運転手、浅井信造容疑者(44)を逮捕した。

 調べによると、この事故から約五十分前、敦賀側のトンネル入り口から約二キロ入った地点でワゴン車がパンクしたため、
高速隊と中日本社から計二台が出て走行車線規制をしていた。
手前にカラーコーンを置き、車線変更を促す指示標識も出していたが、最後尾に停車していた警察車両にトラックが突っ込んだ。

 警察車両は弾みで中日本社の車に追突。
その前方にいた鈴木さんと大野市月見町、高速隊員、新谷和幸巡査部長(36)、
福井市北四ツ居町、同、橋本幹男巡査長(51)に衝突した。
警察車両内にいた敦賀市木崎、同、山本延次巡査長(54)を含め、警察官はいずれも打撲など約二週間の軽傷。
パンクしたワゴン車の夫婦にけがはなかった。

 高速隊では浅井容疑者の脇見が原因とみて調べている。
 下り線の敦賀―今庄間は三時間半にわたって通行止めになった。

福井新聞社http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=8246


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交渉難航で県道路公団が収用委に裁決申請


  12月県議会で16年ぶりに再建された県収用委員会に対し、日本道路公団が13日、
館山自動車道の未開通区間の2カ所の土地の権利取得と、地権者に明け渡しを求める裁決を申請したことが分かった。
公団は数年前から地権者との間で用地交渉を続けていたが、難航していた。
収用委は近く会議を開き、申請を受理するかどうかを決める。

  公団が収用委に裁決申請したのは、君津市内1・3キロと富津市にまたがる3・5キロの計2区間。
公団は99年から地権者と土地の買収交渉を続けてきたが、補償金をめぐって折り合いが付かなかった。
関係者によれば、金額は「二桁(けた)の違い」の隔たりがあるという。
同区間は、昨年4月に国交相から土地収用法に基づく事業認定を受けていた。

  都心と南房総を結ぶ道路網をめぐっては、館山自動車道が03年4月までに君津インターまで開通している。
国道127号のバイパス的な高規格道路「富津館山道路」も、富津竹岡インターから富浦インターまで(19・2キロ)がすでにつながっている。

  館山自動車道の富津中央インターから富津竹岡インターまでの7・5キロは04年度中に供用が始まる一方で、
君津インターから富津中央インターまでの9・3キロについては用地交渉が難航し、開通のめどは立っていなかった。

  収用委は近く会議を開き、公団から裁決申請された内容を検討する。
正式に受理されれば君津、富津両市に2週間公告された後、収用委が裁決開始の手続きに入る。
その後、収用委が「審理」を開き、地権者と公団の主張を聞くことになる。
土地の明け渡しが決定され、これに地権者が同意しなかった場合、公団は強制収用にあたる代執行を県知事に求めることができる。

  〓県収用委は88年9月、当時の収用委会長が千葉市の路上で襲われて以来、全国の都道府県で唯一、機能停止したままだった。
12月の県議会で委員7人の任命が「秘密会」で同意されたばかり。〓

朝日新聞千葉版http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=4840


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館山道など2件受理
再開後初の県収用委会議

 十六年ぶりに再開された県収用委員会は十七日、千葉市内のホテルで再開後初の会議を開いた。
成田空港に反対する過激派の襲撃などを防ぐため委員名が伏せられていることもあり、
多数の私服警察官が警備に当たるなど会場周辺は物々しい雰囲気となった。

会議は約一時間半にわたって行われ、終了後に県収用委事務局が内容説明の会見を開いた。
事務局によると、七人の委員全員が出席し、冒頭に弁護士の委員を会長に選出。
成田空港の用地問題に対する方針について話し合った際には、ある委員が「取り扱わないことを前提に委員を引き受けた」と発言。
成田空港会社から申請された場合は「委員を辞める」という意見もあり、
法的な根拠はないが、全員一致で申請を取り扱わないことを決めたという。

 この日は、二件の裁決申請書が受理された。一件は用地交渉が難航している館山自動車道の建設で、
日本道路公団が、土地収用法に基づき地権者に土地の明け渡しを求めた申請。
もう一件は市川市の再開発事業で、地権者が市の資産評価を不服とし、都市再開発法に基づき価額の見直しを求めた申請という。

 館山道は今後、君津、富津の関係二市で二週間の公告縦覧を行い、収用手続きの開始を宣言。
その後、地権者や公団から意見を聞く審理を行う。市川市の件は公告縦覧はなく、準備が整い次第、審理を始める。
 審理を非公開にすることも法的には可能だが、この日は時間切れで決まらず、結論は次回以降に持ち越されたという。
会長は「十六年間のブランクを補い、多様化する県民の要請に応えるため、格段の努力を要する。
一致協力して委員会の運営に当たりたい」とするコメントを発表した。 

東京新聞千葉版http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050118/lcl_____cba_____003.shtml


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ベイブリッジ耐震補強へ 

 横浜の二つの大規模構造物、横浜ベイブリッジと横浜ランドマークタワーは大地震が起きたとき大丈夫か−。

 軟弱地盤の横浜港に立つベイブリッジだが、
首都高速道路公団によると関東大震災クラスに耐えられるように設計・建設してある、という。
だが、他の首都高速道路と同様、揺れの加速度が大きかった阪神大震災級にも耐えられるように耐震補強を行う必要があり、
来年度に補強工事を行うとしている。

 日本一高い二百九十六メートルのランドマークタワー。
ビルを管理する三菱地所ビルマネジメントは、「強固な地盤に直接基礎が打ち込まれているので心配ない」と自信をみせる。
 橋脚と同じ鋼材を使い、ビルの形も低層階になるにつれて広がる「揺れに強いデザイン」。
最上階には揺れを短時間で抑える制震装置があり、
揺れが起きると百七十トンの重り二つが揺れと逆方向に動き、振り幅を小さくしていく。
「予想外のどんな地震でも大丈夫と断言はできないが、関東・阪神大震災クラスならば問題ない」と説明している。


東京新聞神奈川版http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20050118/lcl_____kgw_____001.shtml


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横浜環状北西線:
トンネル部1.2キロ延長 市民意見反映し新計画案 /神奈川

 ◇横浜市がPI手法で初の道路整備

 東名高速「横浜青葉IC」と第三京浜「港北IC」をつなぐ横浜環状北西線構想について、横浜市は概略計画案を発表した。
提示したのは、トンネルと高架で総延長約7・1キロを結ぶ「たたき台トンネル延長案」で、総事業費は約2400億円。
昨年3月に「計画のたたき台」として発表した案に比べ、トンネル区間を延長、高架区間を短縮した。
3月15日まで市民の意見を募集する。来年度当初に概略計画をまとめ、環境影響評価や都市計画の手続きを進める方針だ。
早ければ、10年にも開通するという【渡辺創】

 同構想は、初期段階から市民に情報提供し、意見を計画に反映させるパブリック・インボルブメント(PI)手法で進められている。
PI手法の道路整備は初めて。03年6月から3回の情報提供、意見把握を繰り返している。
昨秋の意見募集では、約800件が会合の際や電子メールなどで寄せられたという。

 今回の計画案で、市が最も望ましいとした「たたき台トンネル延長案」は、
東名横浜青葉IC−緑区北八朔町と、第三京浜港北IC−都筑区東方町の2区間(計2・9キロ)を高架。
2区間以外の部分をトンネル区間(4・2キロ)とした。片側2車線ずつの自動車専用道路で有料道路を想定。
昨年3月のたたき台に周辺住民の意見を加え、トンネル部分を1・2キロ延長、事業費は約200億円増加した。

 計画案では、他に六つの代替案も提示。周辺の駅や学校でオープンハウスを開くほか、自治会の会合やファクスなどで意見を募集する。

 同線は、整備中の横浜環状北線(第三京浜「港北IC」−首都高速「生麦JCT」約8・2キロ)と接続。
試算では、現在約40〜60分かかる大黒ふ頭(鶴見区)から東名高速の所要時間が約20分短縮される。
一方、多額の建設費が予想されるため、必要性に疑問を投げかける声もある。
市が03年に実施したアンケートでは「費用が気にかかる」との回答が75%を超えている

毎日新聞神奈川版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20050119ddlk14010155000c.html


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第2東名/旧静岡・旧清水境が貫通

清水第4トンネルで式典

 旧静岡、旧清水両市の境界を貫く
第2東名高速道路の清水第4トンネル工事現場で27日、
上り線の貫通式があった。
02年9月から2年5カ月の工事で貫通した。
延長約2160メートルで、
完成すると県内の第2東名で6番目の長さになる。

 貫通式は、静岡市清水伊佐布側から旧市境付近まで入った式場に約200人が参加して催された。
みこしが繰り出し、鏡開きなどで貫通を祝った。

 式で小嶋善吉市長=写真右=は
「2010年ごろの県内供用開始に向け、アクセス道路、
さらに中部横断道の建設を後援したい」と述べた。
貫通点では宮城島弘正・元清水市長=同左=と万歳して祝いあった。

 第2東名は東海地震発生時に緊急輸送路としての使命も担う。

朝日新聞静岡版http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?kiji=11711


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大船渡三陸道路:
3月19日全線開通 大船渡ICと碁石海岸IC間、供用開始 /岩手

 国土交通省三陸国道事務所は27日、三陸縦貫自動車道大船渡三陸道路の大船渡インターチェンジ(IC・大船渡市立根町)と
大船渡碁石海岸IC(同市大船渡町)間8・6キロの供用を3月19日に開始すると発表した。
大船渡三陸道路は99年に開業している三陸IC(仮称、同市三陸町)−大船渡ICと合わせ、17・3キロが全線開通する。

 大船渡三陸道路は片側1車線で、県内の三陸縦貫自動車道としては最高速度が山田道路を上回って初の70キロとなる。
今回の開通区間には県立大船渡病院があり、患者を搬送する救急車の専用通路を設置した。
東北では3カ所目で、ゲートを開閉するリモコンを釜石市から宮城県気仙沼市間の消防署に配る予定。
搬送時間を4〜7分短縮できるという。全線開通により、約1時間10分かかっていた釜石−陸前高田市間が20分短縮される。
全線開通に要した費用は約800億円。

 南側の起点として仮称で呼ばれ、国道45号に接続する大船渡南ICは大船渡碁石海岸ICに決定した。
景勝地の碁石海岸売り込みに力を入れる地元の要望に応えた。

 三陸縦貫自動車道は仙台市と宮古市を結ぶ延長約220キロの自動車専用道路。
今回の開通で全体の32%が開通、県内の供用率は25%となる。

毎日新聞岩手版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20050128ddlk03040124000c.html


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東名阪、3車線化の拡張工事完成
四日市東IC−四日市IC一部区間で

 東名阪自動車道の四日市東インターチェンジ(IC、四日市市萱生町)から四日市IC(同市西坂部町)までの一部区間で三十一日、
これまでの二車線から三車線に拡張する工事が完成した。

 拡張された区間は、四日市東ICから御在所サービスエリア(SA、同市山之一色町)までの下り線〇・八キロと、
御在所SA(同市東坂部町)までの上り線〇・八キロ。走行車線と追い越し車線に加え、渋滞緩和のための付加車線の三車線となった。

 伊勢湾岸自動車道(愛知県豊田市−四日市市、五三・二キロ)の開通と、
さらに東へ続く第二東名の延長で、交通量の増加が予測され、二〇〇二年十一月から工事を開始した。
四日市ジャンクション(JCT)から四日市ICまでの区間は一日平均六万四千−七万台以上と、全線で最も交通量が多い。

 二月末には四日市東ICから御在所SAまでの上り線一キロと、
御在所SAから四日市ICへ向かう下り線二キロの三車線化工事も完成する予定。

中日新聞三重版http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20050201/lcl_____mie_____004.shtml


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圏央道・高尾山トンネル建設:
反対の市民団体、小池環境相に質問状 /東京

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の高尾山トンネル建設に反対する市民団体「高尾山・八王子城跡を守る自然保護6団体」は31日、
小池百合子環境相あてに公開質問状を提出した。

 国定公園の高尾山の開発には、自然公園法の規定に基づき、開発主体の国(国土交通省)が都知事と協議し、
都知事は環境相の同意を得なければならない。

 住民側は、環境相が昨年12月、都知事に出した工事内容に同意する回答について、
工事がブナ林に与える影響に触れていない点や、オオタカの営巣が確認されていないと判断した理由などについて、説明を求めている。


毎日新聞東京版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20050201ddlk13040249000c.html


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横断道接続の鶴岡JCT 規模縮小し建設費削減
日沿道 清水で7号と交差個所 中心部とのアクセス向上

 新直轄方式で整備が進められている日本海沿岸東北自動車道 (日沿道) 温海―鶴岡間の建設費削減に関連して、
国土交通省と県、 日本道路公団は、 横断道酒田線と接続する鶴岡ジャンクション (JCT) の規模を大幅に縮小し、
その代替として日沿道と国道7号が接続する鶴岡市清水地区に新たに立体交差個所を設ける方向で検討していることが分かった。

 温海―鶴岡間は2003年12月、 国と県が建設費を分担する新直轄方式で整備することが決まった。
これを受け国交省と県、 道路公団は、 建設コスト縮減の協議に入り、 先月までに鶴岡JCTの構造と形式の見直す方針を固めた。

 当初計画では立体3層構造となっている鶴岡JCTは、
横断道酒田線の鶴岡インターチェンジ (IC) から酒田ICに向かう車が本線に合流するためのランプを整備するだけにとどめる。
その代替として山形―温海の両方向の交通については、
鶴岡ICと清水地区の立体交差個所との間約3.9キロの国道7号を利用することになる。
当初、 鶴岡JCTの建設費は70―80億円が見込まれていたが、 計画見直しにより建設費は半分程度に抑えられるという。
日沿道の本線は計画通り整備する。 国道7号との立体交差個所は清水地区の鶴岡鉄工団地の西側に整備される。

 新直轄方式で建設される高速道路は原則として通行料金が無料。
清水地区に立体交差個所が設けられると温海―鶴岡間に無料区間が確定することになり、
国交省は有料と無料区間が混在する形の従来計画に比べて同区間の交通量は約3倍に増加すると試算。
さらに、 立体交差個所の新設により鶴岡市内の外環状線とのアクセス機能が向上し市街地との間の利便性が高まるとみている。

 国交省や県などは今後、 計画見直しについて地元との協議に入る予定。
一方、 立体交差個所の新設には温海―鶴岡間の整備計画の変更が必要となり、 その手続きも併せて進めていく。

山形新聞


2/6

取得率4ポイント増の84%
外環道の県内区間事業用地

 市川市議会の東京外郭環状道路特別委員会がこのほど開かれ、
国交省と施工に当たる日本道路公団側が、同道路の現状について説明した。

 この中で、事業用地取得率について、県内区間全体で前年比4ポイント増の84%に達したとした。
葛飾大橋外回りは二月二十日供用開始の予定。三郷市−松戸市間約八・四キロの四車線供用は三月の予定とした。

 市川区間では、小塚山トンネル部の工事契約を三月に行う予定。高谷ジャンクション関連では
、ランプ橋下部工事を促進して環境保全空間のモデル道路として整備を進めるという。

東京新聞千葉版http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050206/lcl_____cba_____003.shtml


2/9

南九州西回り自動車道 日奈久〜田浦8.8キロ、27日から通行OK

 国交省八代河川国道事務所は九日、
二十七日に供用が開始される南九州西回り自動車道の日奈久インター(八代市日奈久下西町)から
田浦インター(芦北郡芦北町田浦)までの区間八・八キロを報道関係者に公開した。

 同自動車道は八代市〜鹿児島市を結ぶ百四十キロの高規格道路。
日奈久、田浦両インター間は一九九八(平成十)年度に着工した。
片側一車線の対面通行で、一部のガードレールや標識の設置工事を残すのみとなった。
総工費は約四百十億円。将来は片側二車線化を目指すが、それまでは今回完成する上り車線を使った対面通行。

 同日は同事務所と施工業者が、赤松トンネル(二千百三十八メートル)や大平橋(二百三十三メートル)などを案内。
電気系統や通報システム、安全設備、ファンの仕組み、田浦インターの形状などについて説明した。

 同省は同区間を無料区間に設定していることから、十九日に日奈久インターの料金所をランプから本線に移す予定。

熊本日日新聞
http://kumanichi.com/news/local/main/200502/20050210000012.htm
http://www.qsr.mlit.go.jp/yatusiro/road/ytc.htm
鹿児島側http://www.qsr.mlit.go.jp/kakoku/sendai/top.html


2/10

筑紫野・広川IC建設費 銀行を介し返済
三セク、2市町の資金で

 九州自動車道の筑紫野、広川インターチェンジ(IC)を建設した筑紫野市と広川町の二つの第三セクター=ともに1月解散=が、
日本道路公団から借り入れた建設費を返済できなくなっていた問題で、
債務保証をしている福岡銀行は8日、計23億9千万円を公団に支払った。
同行は肩代わりした債務分を、両三セクの口座から引き出して相殺。
両市町はこれまで債務返済を目的に三セクに出資しており、事実上、自治体の資金が返済に充てられる形となった。

 債務保証の契約が、三セクの返済が不可能になった場合、三セク側の承諾を取らずに同行が預金を引き出せる内容になっていたという。
債務は筑紫野分が15億6千万円、広川分が8億3千万円。

 両市町は三セクが解散することを前提に、債務返済を目的に出資していたが、
自治体から国などへの寄付を禁じた地方財政再建促進特措法に抵触する恐れがあることが分かった。
このため今月3日、公団に「支払いできない」と通知。公団は債務保証をしていた福岡銀行に肩代わりを求めていた。

朝日新聞福岡版http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=7751


2/11

道路公団、ファミリー企業取引を全面刷新

 10月に民間会社に移行する日本道路公団は10日、ファミリー企業(子会社・関連会社)が大半を受注している
料金収受・交通管理・保全点検・維持修繕の4つの基本業務を抜本的に刷新する方針を固めた。
公団自らが業務を指導・監督する体制にし、専門性が必要な業務については新設する子会社に担当させる。
料金収受の事務や経理計算など単純な業務は外部委託する。近藤剛総裁が日本経済新聞社のインタビューで明らかにした。

 公団は4つの基本業務について現在も競争入札を通じて外部委託している。
しかし、入札参加に一定の実績を求めるなど資格が厳しく、
実態は公団出身者が役員を務めるなど関係の深いファミリー企業が受注をほぼ独占。
高コスト構造に加え、公団が40兆円もの債務を抱える中で、ファミリー企業が1100億円の利益を蓄える不透明な構造が批判されてきた。

日経新聞http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050211AT1F1001S10022005.html


2/11

中央―竹岡IC開通
来月19日

■館山自動車道の富津部分

 日本道路公団は十日、館山自動車道の富津中央−富津竹岡インターチェンジ(IC)間
七・五キロが三月十九日午後三時に開通すると発表した。

 館山道は千葉市と富津市を結ぶ延長五十五キロの高速道路。南北で富津館山道路と京葉道路に接続する。
千葉市の起点と木更津南IC間、木更津南ジャンクション(JCT)と君津IC間の計三十九キロは既に供用されており、
これで約八割が開通することになる。

 新設の富津中央ICは富津市鶴岡にあり、国道127号に直接接続する。
今回の開通で、館山市役所から県庁の所要時間は約八十分となり、これまでより約十分短縮される。
観光シーズンや休日にしばしば渋滞する国道127号の湊交差点(富津市)も回避できる。
富津中央−富津竹岡IC間は普通車で三百五十円。富津中央−富浦IC(富津館山道)間は千円。

東京新聞千葉版http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050211/lcl_____cba_____002.shtml


2/16

東九州道:津久見トンネルが貫通−−県南への延伸、一歩一歩 /大分

 01年10月起工した東九州道津久見−佐伯間(13キロ)のうち、
津久見市下青江と西ノ内を結ぶ津久見トンネル(1085メートル)が貫通し、15日に現地で貫通式があった。

 東九州道は、津久見インター以南への延伸が県南の悲願。
津久見−佐伯間は津久見トンネル以外に4本のトンネルが必要で全体では道半ばだが、早期開通を願って式典を開いた。

 日本道路公団大分工事事務所の田中克則所長は「東九州道は大分−宮崎両県の産業文化発展に重要な役割を果たす」、
吉本幸司市長も「津久見−佐伯間の1日も早い開通が望まれる」と訴えた。

 同事務所によると、津久見−佐伯間は全体の8割にあたる約10キロ分の工事発注を終え、大分国体のある08年度開通を目指している。

毎日新聞大分版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/archive/news/2005/02/16/20050216ddlk44040418000c.html


2/17

公団から県へ移管
日光宇都宮道路

 県は十六日、一般有料道路・日光宇都宮道路が六月二十八日に日本道路公団から移管されることが決まったと発表した。
管理者となる県道路公社が道路公団に支払う譲り受け価格は二十一億八千万円。
県は県議会二月定例会に移管に関する議案を提出する。

 移管後は、通行料金を半額以下にするほか、徳次郎−大沢と、大沢−今市の各両インターチェンジ(IC)間に、新たにICを設ける。
ETC(ノンストップ料金収受システム)も三カ所設置する。
工事費用として見込まれる七十億円は通行料金でまかない、二〇二二年三月二日には料金徴収期間を終える。

 日光宇都宮道路は有料の国道119、120号にあたり、道路公団が一九七六年、日光−宇都宮市間に開通させた。
普通車で全区間利用した場合、料金は九百二十円だが、移管後は四百五十円となる。また十二−四月の閑散期はさらに割引される。

東京新聞栃木版http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20050217/lcl_____tcg_____003.shtml


2/18

■北関東道の早期整備要望 福田知事ら理解求める

 北関東自動車道建設促進期成同盟会(会長・福田富一知事)は十七日、
国土交通省と日本道路公団に対し、同自動車道の早期開通に向け、新年度の予算重点配分などを求める要望を行った。

 福田知事と副会長を務める茨城、群馬の両県知事(代理)は同省で蓮実進副大臣、
同公団で近藤剛総裁らと相次いで面会し、要望書を手渡して理解を求めた。

下野新聞http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050218/news_10.html


2/18

環状列石保存で合意 鷲ノ木遺跡

道と道路公団 高速道トンネル化

 縄文時代後期(約4千年前)の大規模な環状列石(ストーンサークル)がある渡島支庁森町の「鷲ノ木5遺跡」ついて、
遺跡の敷地を通る高速道路の建設を予定している日本道路公団は、
下にトンネルを掘って、遺跡保存することで道や道教委と合意した。
17日に正式発表する。国の史跡指定を受けた上で、トンネル工事が行われる見通し。


 トンネルが通るのは、
ストーンサークルと竪穴墓域を含む遺跡の主要部。
北海道縦貫自動車道予定地のうち長さ約80メートル、
約3200平方メートルで工事を凍結。
道・道教委側は現状保存を求め、
昨春から公団と協議していた。

 公団側は当初、工事費用を金利も含めて約100億円と試算し、
「財政負担が重すぎる」として地元負担を求め、
慎重な姿勢だった。道による財政支援も検討されたが、
地方財政再建特別措置法上は禁止されており、
費用をどう捻出(ねんしゅつ)するかが課題だった。


鷲ノ木5遺跡の環状列石。
最大直径は37メートルある渡島支庁森町で(森町教委提供)
結局、トンネルの長さを約60メートルに短縮し、車線を4から2に減らすことなどで20〜25億円に圧縮。
他の高速道建設で、道と連携することでも費用を削減し、その分を充てることになった。

 道道と隣接・交差する地域では道道を資材搬入に使用し、河川に架かる区間では
道の河川工事と時期を合わせて重複する費用を抑える構想があり、公団と道建設部で調整に入っている。

 小林達雄・国学院大学教授(考古学)の話 ストーンサークルは、縄文時代の人々の世界観や
思想など心の中をうかがい知る重要な手掛かりになる。その点で衣食住に関係する発見よりも貴重といえる。
しかも今回はほぼ完全な状態で残っており、保存を決めた意義は極めて大きい。

朝日新聞北海道版http://mytown.asahi.com/hokkaido/news01.asp?kiji=8249


2/20

葛飾大橋がきょう開通 松戸

 小山と東京都葛飾区との間で江戸川を渡る国道298号の葛飾大橋(千葉方面行き)が二十日に開通する。
東京、埼玉方面行きの葛飾大橋は一九八一年に開通したが、千葉方面へは右左折を繰り返して通る地方道の葛飾橋を使用。
今回の開通で葛飾大橋は片側二車線ずつとなり、慢性的な渋滞の緩和が期待できるという。

 完成した橋は全長が約四百メートル、三角形を組み合わせたような構造の「トラス橋」。
一九九八年に着工、総工費は約四十億円。
橋の四車線化などに伴い国道298号は松戸市−埼玉県三郷市の間(八・四キロ)が、三月には二車線から四車線になる予定。
二十日は開通式後、午後三時から供用を開始する。

東京新聞千葉版http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050220/lcl_____cba_____002.shtml
http://highway.s76.xrea.com/2005/you_gai_sai2005feb1.htm


2/21

高速道 逆走が急増
★★県警 方向標識など対策★★

 高速道路で「逆走」が急増している。県警高速隊によると、
昨年1年間に県内の高速道路で34件の逆走が確認され、前年(20件)の1・7倍だった。
認知症の高齢者が「逆走」と認識せず本線をUターン走行したり、
健常者でも道間違いに気づいてランプウエーなどに引き返したりする例が目立つという。
同隊では、「高速道路では逆走があることも頭の隅に置いて気を付けてほしい」と自衛を呼びかけている。

 昨年2月、昭和村の関越道下り線で、追い越し車線を逆走してきた軽トラックをよけた乗用車2台が相次いでガードレールに衝突し、
4人が重軽傷を負う事故があった。
新潟県小出町(現魚沼市)の関越道下り線では、同6月、逆走する車をよけようとした乗用車などが多重事故を起こし、
3人が死亡、7人が重軽傷を負っている。

 同隊によると、県内では通報があっても車が特定できなかった14件をのぞく20件のうち、
13件が65歳以上の高齢者が運転していた。
原因別では、「認知症などで逆走の認識がない」と「道間違いに気づいて戻った」が8件ずつだった。

 なかには、高速道路の本線合流点からいきなり右折して追い越し車線を逆走した例もあった。

 道間違いは、「下りる予定のインターを通過した」「ランプウエーで方向が分からなくなった」などとして引き返す場合で、
40〜50代の女性の運転が目立つ。

 また、高速道路だと気づかずに乗り入れた「誤流入」のケースは昨年45件あり、高齢者の運転が多いという。

 県警高速隊では、高速本線への合流点付近の中央分離帯に赤色の方向標識をつけるなど防止対策をとる一方、
一般の運転者が被害に遭わないよう注意喚起も促している。

 具体的には、周囲を見渡せるように車間距離をとる、
逆走車が勘違いして「走りやすい」追い越し車線には長く立ち入らない、などの自衛策を挙げている。

朝日新聞群馬版http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=4226


2/23

それってなぜ?:
千葉の「不思議」に迫ります 市川・着工されぬ下水道 /千葉

 ◇整備計画は外環道と一体−−「道路建設で川浄化」の皮肉

 市川市内には、環境省が昨年12月に発表した「03年度日本の汚い川ワースト5」に選ばれた川が2本も流れている。
流域の下水道整備が遅れている影響もあるが、
関係者は「市内を南北に縦断予定の東京外郭環状道路(外環道・一般国道4車線と高速道4車線)が完成すれば、
汚れは画期的に改善するはずだ」と口をそろえる。
むしろ騒音や大気汚染をもらたすであろう外環道が、なぜ川の浄化に欠かせないのだろうか。【寺田剛】

 2本の川とは、ワーストワンの春木川(全長2・2キロ)と同5位の国分川(同5・5キロ)だ。
松戸市から流れる国分川は市川市に入ってすぐに国分川と春木川に分かれ、再び合流して国分川となる。

 春木川を歩いた。上流の県の施設で汚水を浄化しているが、中流域で再び生活排水を集めており、冬でも悪臭を放つ。
春木川の近くに50年住む男性は「宅地開発が進んだ約10年前が一番ひどかった。
少しは改善したが、家が増えたのに下水道が普及しないので、川が汚くなるのも当然だ」と話す。

 春木・国分川流域では、ほぼ全域の約1万5000世帯で下水道がない。
ふん尿は各戸にある浄水槽で処理されるが、台所排水などは川に垂れ流されている。
川の汚れを示すBOD(水中の微生物が必要とする酸素含有量)の値が高く、「日本一汚い」とされるのはこのためだ。

 市は72年に下水道の事業認可を受けながらも、着工せずに30年以上が過ぎた。
市河川・下水道整備課に聞くと「外環道が完成しなければ、下水道は整備出来ない」と明かす。
各戸から集めた下水を処理場まで運ぶ「幹線下水道」を埋める場所が、外環道の地下以外にないからだ。

 幹線下水道は直径約2メートルにも及ぶ。
市街地などの細い路地に沿って埋めると、距離が長くなったり、カーブする際に私有地に入ってしまい、建設費が膨大になる。
国道や県道などの幹線道路の下に埋めるのが理想だが、
この辺りは外環道の早期完成を当てにして、他の幹線道路が整備されなかった経緯があるのだ。

 外環道の建設を県が都市計画決定したのは69年にさかのぼる。
しかし、70年代になると、騒音や大気への悪影響を懸念した市川市と松戸市が建設反対を表明。
高速道を半地下構造にするなど環境への配慮が図られ、両市が再び建設を受け入れたのは90年代前半だった。
現在は07年に完成予定だが、国土交通省によると、市川市内(10・1キロ)の18%の用地がいまだに買収出来ず、
国交省も市河川・下水道整備課も「完成が遅れる可能性が高い」と頭を痛めている。

 周辺環境への影響を心配して外環道建設を反対する市民がいる一方で、
現在の下水道整備計画では、皮肉にも、外環道の完成なしに「日本一汚い川」の汚名返上は望めそうにない。

毎日新聞千葉版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20050223ddlk12040162000c.html


2/24

06年秋開通へ工事着々
田園地帯を高架橋貫く
高速埼玉新都心線

 高速埼玉新都心線のうち、
さいたまスーパーアリーナ近くの新都心料金所から
東に約三・五キロの見沼田んぼに架かる新大道橋(第二産業道路)までの
工事が着々と進んでいる。完成は来年秋の予定。

 埼玉新都心線は、首都高速5号線に続く高速埼玉大宮線
(戸田市美女木―与野)の延長区間。
さいたま市内の東西の渋滞を緩和することなどを目的に、
一九八九年に都市計画決定され、
昨年五月二十六日、新都心まで完成した。
美女木から第二産業道路まで
約一三・八キロの総事業費は約四千五百億円という。

工事が進む高速埼玉新都心線。
奥(西)に見えるのは、
さいたま新都心のビル群 =23日午前8時半、
緑区三浦の第2産業道路・新大道橋
さいたま新都心周辺の約二・九キロはトンネルだが、
これを過ぎて見沼田んぼに入った付近から高架式になり、周囲は田園風景に変わる。
上下計四車線の予定だったが、当面は産業道路―第二産業道路間は片側一車線という。

 東にさらに四・五キロ伸ばし、東北自動車道に接続する構想はあるが、計画決定はまだ先の話だ。


埼玉新聞http://www.saitama-np.co.jp/news02/24/03l.htm


2/24

圏央道裁判が結審判決5月末にも 東京地裁

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)計画をめぐり、地元住民らが八王子市内区間の事業認定と、
同市裏高尾町の八王子ジャンクション(JCT)予定地の収用裁決取り消しを求めた訴訟が23日、東京地裁で結審した。
判決は5月末にもある。昨年4月には同地裁で、圏央道の公益性を真っ向から否定し、
あきる野インターチェンジ付近の事業認定を取り消す判決が出ているだけに、注目される。

 この日の口頭弁論では、原告側が「圏央道の建設工事は高尾山の豊かな自然を損なううえ、
都心部の渋滞緩和には効果が薄く、公共の利益にならない」と意見陳述。
浮遊粒子状物質(SPM)による汚染予測がされていないなど大気汚染の調査が不十分だと指摘し、
開通後の騒音は住民の受忍限度を超えるとした。

 同訴訟は02年7月、八王子JCT予定地周辺の住民や、圏央道計画に反対する支援者らで国を相手に提訴。
審理中に予定地の収用手続きが進み、地権者らが04年7月、「都収用委員会での審理が尽くされていない」などとして、
都を相手に収用裁決取り消し訴訟を起こした。両訴訟は併合され、原告は千人以上に上る。

 国側は「都心部で5パーセント前後の走行量が排除されるだけでも、渋滞緩和に効果がある。
環境影響評価も適切に行った」と主張。都側は「収用委の審理では、原告らの意見陳述の機会を確保した」としている。

 原告側は結審後に文京区内で集会を開いた。
「圏央道工事から高尾山・八王子城跡をまもる判決を求める」とする
約2万4千人の署名入りの要請書を地裁に提出したことが報告された。

 圏央道をめぐっては、住民側が建設差し止めを求めた民事訴訟の審理が地裁八王子支部で続いている。
八王子JCTの工事は6割程度が終了。国側は、JCT南側に計画する高尾山トンネルの着工に向け、手続きを進めている。

朝日新聞多摩版http://mytown.asahi.com/tama/news01.asp?kiji=3923


2/28

中国自動車道:作東IC、来月6日開通−−産業団地の企業誘致期待 /岡山

 作東町に建設された中国自動車道作東インターチェンジ(IC)が、3月6日に供用開始される。
県道を経由して同町内の国道179号と接続。
日本道路公団は、大阪方面から同町の作東産業団地へ約15分、広島方面から約10分の時間短縮を見込んでおり、
関西圏や中国・九州地方から同団地への企業誘致などの活性化が期待できるとしている。

 県と作東町、民間約10社などで出資する第三セクター「東部作州総合開発株式会社」(社長、春名宏・作東町長)が整備。
建設費は約24億円で、うち同社が約15億円、道路公団が約9億円を負担する。
普通車の通行料金は、作東IC−岡山IC間が2950円、同津山IC間650円。

毎日新聞岡山版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20050228ddlk33040263000c.html


2/28

南九州西回り自動車道日奈久〜田浦IC開通

 南九州西回り自動車道の八代市・日奈久〜芦北町・田浦IC間(8・8キロ)が27日、開通した。 
田浦ICで開かれた式典で、潮谷義子知事は
「九州全体の経済、観光の発展に大きな影響を及ぼす」と開通効果に期待。
テープカットの後、葦北鉄砲隊が祝砲を放ち、パレード車が出発した。

 同自動車道は、八代市〜鹿児島市間の約140キロを結び、熊本側はこの日で20・8キロ、
鹿児島側は3月13日に市来〜串木野IC間(7・3キロ)が開通して29・5キロ、
両県で計50・3キロが通行できるようになる。

朝日新聞熊本版http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=4251


2/28

南九州西回り自動車道:日奈久・田浦間が開通、8.8キロで20分の短縮 /熊本

 南九州西回り自動車道の八代市日奈久−芦北町田浦間の開通式が27日、田浦インターチェンジで開かれた。
関係者ら約250人が参加し、開通を祝った。

 開通した区間は8・8キロ。片側1車線。98年に着工し、総事業費は約410億円。
同区間は国土交通省が直接管理するため、通行料は無料。
同省によると、八代市と芦北町田浦間で約20分の時間短縮になるという。

 開通式では、潮谷義子知事が「九州全体の経済活性化のためにも、開通を喜んでいる。
一日も早い全線開通を願っている」とあいさつし、地元の竹崎一成・芦北町長は「この開通を生かすのは私たち次第。
地域おこしにつなげたい」と話していた。続いてテープカットやパレードで開通を喜んだ。

 また、田浦インターチェンジ近くの町物産館「肥後うらら」では、開通を記念したうらら祭りが開かれ、
かんきつ類など地元の特産品を販売、多くの人出でにぎわっていた。

毎日新聞熊本版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20050228ddlk43040320000c.html


2/28


「高速道路広かった」

亀山―伊勢関 開通記念 
600人が散歩を満喫

 東名阪自動車道の亀山インターと伊勢関インター間が
3月13日に開通するのを記念し
、区間1・9キロのうち1・5キロを往復するイベント
「ハイウエーウオーキング」が27日、あった。
事前に応募した家族連れなど約600人が参加。
一風変わった休日の散歩を楽しんだ。

 参加者らは亀山市布気町の日東電工北門第2駐車場、
またはJR亀山駅から出発する7台の送迎バスで現地入り。
行きは亀山から伊勢関の下り線、
帰りは伊勢関から亀山までの上り線の計3キロを歩いた。 
見晴らしをよくするために一部の防音壁を取り外した。めったに歩くことのない高速道路。
参加者から「うわー、広いなー」と歓声があがった。
途中、スタンプラリーなどのイベントもあり、歩き終わった人たちには豚汁が振る舞われた。

 初めて高速道路を歩いた亀山市の会社員山下英男さん(49)は
「こんなに広かったんですね。車に乗っていては気づかなかった」と話した。

 同区間は3月13日午前0時に開通する予定。

朝日新聞三重版http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=6997


3/1

東名阪道の拡張工事が完成
四日市東IC〜四日市IC間の一部が3車線に

供用が始まった付加車線区間=四日市市で

 東名阪自動車道の四日市東インターチェンジ(IC、四日市市萱生町)−四日市IC(同市西坂部町)の区間で、
予定されていた片側二車線から三車線への拡張工事が完成した。
今回、拡張されたのは、上り線が御在所サービスエリア(SA、同市山之一色町)−四日市東ICの間の一キロ、
下り線は御在所SA−四日市ICの間の二・一キロ。走行車線と追い越し車線に加え、付加車線の三車線となった。

 伊勢湾岸自動車道路や第二東名の延長で、交通量の増加が予測されるのに対応した。
四日市ジャンクションから四日市ICの区間は、一日平均六万四千−七万台以上と、全線で最も交通量が多くなる。

中日新聞三重版http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20050301/lcl_____mie_____009.shtml


3/5

工事現場を絵で明るく 富士・第二東名 天間小の12点展示

 日本道路公団富士工事事務所(大西昌彦所長)は4日、
富士市天間の第二東名建設現場入り口に設けた「ロードギャラリー」に市立天間小児童の絵画12点を展示し、除幕式を行った。
 児童が図工の授業で制作した版画、水彩画、切り絵などの作品を樹脂板にコピーし、
県道鷹岡・柚木線に面した工事現場のフェンスに並べた。
殺風景な工事現場を明るい雰囲気にしようと同事務所が4年前から始め、1年ずつ作品を入れ替えている。
 児童や保護者らが出席した式典で、大西所長は「子供たちの作品を見ると工事する人が温かい気持ちになる」とあいさつ。
児童を代表して高柳りささん(1年)が「私の絵が飾られてうれしいです」とお礼を述べた。

静岡新聞http://www.shizuokaonline.com/local_east/20050305000000000042.htm


3/7

明石海峡大橋:
主塔の上から360度眺望 本四公団、4〜11月に体験ツアー /兵庫

 本州四国連絡橋公団は4〜11月の木・金・土・日曜と祝日に明石海峡大橋の主塔の上から360度の眺望を楽しめる体験ツアーを開催する。
主塔のてっぺんは海面から高さが約300メートル。昨年8〜11月に試行したところ好評だったことから改めて開催することにした。

 ツアーは各日とも午前10時からと午後2時からの2回。主塔まで橋げた内部を約1キロ歩き、エレベーターで昇る。
定員は毎回30人。階段の昇降や歩行ができる中学生以上が対象。中学生は大人の同伴者が必要。2100円(中学生1050円)。

 申し込みはホームページ(http://www.hsba.go.jp/1kan/)か所定の用紙を使ってファクス(078・787・5110)で。
先着順。問い合わせは橋の科学館(078・784・3396)へ。

毎日新聞兵庫版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2005/03/07/20050307ddlk28100236000c.html


3/8

当面は通行無料に−京奈和道−

 京奈和自動車道のうち、05年度中に開通予定の大和・御所道路(大和区間)と五條道路、橋本道路の3区間について、
国が通行料金を当面は無料とする考えであることが7日、明らかになった。柿本善也知事が県議会の代表質問に対して答弁した。

 県幹線道路対策室によると、開通予定なのは大和区間が西名阪道・郡山IC(インターチェンジ)−橿原北ICの10キロ、
五條道路が五條北IC−橋本東IC(和歌山県橋本市)の7・9キロ、橋本道路が橋本東IC−高野口IC(同県高野口町)の11・3キロ。

 通行料が無料となる理由について、同室担当者は「国からは、全線がつながっていない段階のためと聞いている」と話した。

朝日新聞奈良版http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3911


3/9

海南湯浅道の通行料、来月1日から値下げ

 日本道路公団は、海南インターチェンジ(IC)−吉備IC間について、
4月1日から普通車の通行料金を930円から500円に引き下げると発表した。大型車は1470円から750円にする。
両IC間の海南湯浅道路(9.8キロ)が、一般有料道路から高速道路(阪和道)に変更されるのに伴った措置。

 同公団によると、これまで海南湯浅道路の通行料金は普通車、大型車、特大車で分かれていたが、
普通車をさらに軽自動車等、普通車(3、4、5ナンバーなど)、中型車(マイクロバスなど)に分類し、5車種に変更する。
普通車の場合、海南−下津IC間は現在の260円から200円に、海南−吉備IC間は現在の930円から500円になる。

 海南湯浅道路は一般有料道路(一般国道42号)として84年に2車線で開通。
1日平均約2万台の交通量(04年)があり、休日には渋滞も起こるため、4車線化の工事も進んでいる。
和歌山IC−みなべIC間のうち、一般有料道路はほかに湯浅御坊道路(吉備IC−御坊IC、19.4キロ)がある。

 海南湯浅道路の未使用の回数券の払い戻しも受け付ける。
問い合わせは同公団関西支社受付窓口(06・6344・9268)や各料金所などへ。

朝日新聞和歌山版http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=2419


3/12

石岡有料道路 31日から無料開放

■市街地の渋滞緩和期待
 石岡市の国道355号石岡有料道路が三十一日から無料化される。
地元市町村や経済界の強い要望を受け、県が年度内無料化を決断した。
建設費の未償還金については県と市町村が返済を分担する。
無料化の実現で、中心市街地の渋滞緩和や大型車両の通行量減などが図られ、
関係者は「市内の交通安全には、かなりのメリット」と期待している。
市、県関係者らが出席し、三十日午後一時半から同管理事務所で無料化記念式典が予定されている。

 石岡有料道路は建設費十四億五千万円で三十年の償還。残り期間は六年だが、
交通量が計画を大きく下回って未償還金は九億六千万円も残り、無料化の障壁となっていた。
このため、事業主体の県と同市や近隣町村が協議し、県が半額を負担、
残りについては石岡、美野里、八郷、千代田、玉里の各市町村が負担して未償還金を解消することで合意した。
 同道路は、石岡市の中心市街地を縦断する県道石岡・笠間線(現国道355号)の幅員が狭い上に、
郊外の柏原工業団地や市内外の採石場からの大型車両で混雑が目立つため、交通円滑化や安全確保を目的に、
主要市街地を迂回(うかい)して国道6号に接続する二・四`のバイパスとして一九八一年四月に開通した。
通行料金は普通車百円、大型一種百七十円、同二種三百七十円。
 当初の計画交通量は一日四千三百台。しかし、市の調査では二〇〇二年度実績で二千二百台。
その後も増えていない。最大のネックは、大型車両が往復で七百円超という高い料金。
市街地通過車両の減少という思惑は外れ「有料道路は営業時間(午前七時〜午後八時)外に、
通行車両がぐんと増す」(市の調査結果)という皮肉な結果になっていた。
 そこで市商工会議所や商店会連合会、柏原工業団地運営協議会の三団体などが
「市街地通行車両の緩和で、安全で快適な生活環境を取り戻すために」と、同有料道路の無料化実現へ運動。
九六年に続き、〇三年九月には八千二百余人の署名簿を添え、市に要望書を提出した。
市は近隣町村と協力し、昨年六月「早期無料化」を県に要望。
同時に未償還金解消へ向けて「応分の負担」を表明したことで、県の「年度内無料化」方針は固まっていた。

茨城新聞http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly06.htm


3/13

新幹線/新駅費用「負担せず」
大津市長、改めて明言 

 東海道新幹線びわこ栗東駅(仮称)の建設費負担について、大津市の目片信市長は11日の定例記者会見で、
「県とは連携を密にし、協力する関係でなければならないが、新幹線に関しては許してもらいたい」と述べ、
新駅建設に絡む費用負担は一切しないとする考えを改めて明らかにした。

  新駅建設をめぐる地元負担は、総額約234億円とされる。
県が約半額を持ち、地元の栗東市が80〜90億円を負担することを表明している。
草津、甲賀、守山など周辺6市に対して、県は計約22億円を求めている。

 このうち、大津市は約3億円を負担することになっている。
しかし、目片市長は就任した04年1月、大津市がJR京都駅に近いことなどを理由に、
「市民の利用が見込めない」として費用の負担の拒否を表明した。
同年4月には、県や栗東市などでつくる新駅設置促進協議会からの脱退も表明している。

  この日、目片市長は「現在の経済、財政状況を考えれば、すんなり負担できるものではない。
大津市が志賀町と合併すれば、両市町を結ぶ湖西道路の無料化に向けた合併推進債を県が発行できる。
大津市なりに(県へ)協力している」と述べ、新幹線に絡まない環境や福祉などの事業については、県から協力を求められれば応じるとした。

朝日新聞滋賀版http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=4934


3/14

美馬市の業者落札 横断道・徳島−鳴門間の建設、工期2年予定

 四国横断自動車道の徳島インターチェンジ−鳴門ジャンクション間の建設事業で、
徳島県松茂町長岸地区の工事の入札が14日行われ、美馬市内の業者が5億5500万円で落札した。
鳴門−徳島間で入札が行われたのは初めて。

 旧吉野川に架かる橋りょうの橋脚や橋台の建設、前後の盛り土などを行う。工期は2年を予定している。
同区間は最も早く設計協議がまとまり、用地取得のメドも立っている。
徳島−鳴門間は軟弱地盤が多いため、試験施行として先行して工事を行う狙いもある。

徳島新聞http://www.topics.or.jp/Lnews/lnews.php?id=LN2005031401000010&gid=G50


3/15

岐阜市議会:
東海環状自動車道、御望山はトンネル不適−−専門委が報告案 /岐阜

 東海環状自動車道の西回りルートでトンネル計画がある岐阜市御望の御望山の地質や地盤などを調査する
御望山専門委員会(志岐常正委員長)が「現計画ルートより問題の少ないルートがある」として、
御望山がトンネル計画にふさわしくないとする報告案をまとめた。
14日の岐阜市議会3月定例会の高橋寛議員(岐阜市民ネットクラブ)の一般質問で明らかになった。

 同専門委は学識経験者で構成されており、国交省岐阜国道事務所調査課が委託していた。

 報告案では、人為作用を加えれば斜面崩壊による災害のリスクが増大する
▽がさがさの地盤が御望山不安定性の基本的要因−−などとしている。

 答弁した細江茂光市長はルート変更について「国と県の動向を注視していきたい」と話すにとどまった。

毎日新聞岐阜版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20050315ddlk21010140000c.html


3/15

阪神高速大和川線:
一部区間、事業費立て替えを−−府が国への要請検討 /大阪

 阪神高速道路公団の大和川線(堺市−松原市、10・8キロ)の一部区間を街路事業として建設する府は14日、
国土交通省などに対し、事業費の立て替え要請を検討していることを明らかにした。
10年春の運用開始に向け、ピーク時には単年度で数十億円以上の支出が予想されるが、
財政難で算段できない可能性があるため、としている。

 同線は、南北に走る高速道路を東西につなぐ。
しかし、同公団民営化後に「不採算路線」と予測されたため、府は暫定的に東側3・4キロ区間の建設を決定。
国交省案では、府の施工区間は4・3キロで、公団への出資を除いて府は572億円の実質負担となるが、府は負担減に向け交渉中。

毎日新聞大阪版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20050315ddlk27010409000c.html


3/15

阪和道:
御坊−みなべIC間、整備効果まずまず 国道42号、台数28%減 /和歌山

 国交省紀南河川国道事務所と日本道路公団田辺工事事務所はこのほど、
03年12月に延伸した阪和自動車道御坊−みなべインターチェンジ(IC)間の整備の効果をまとめた。

 ■交通量

 1日平均の交通量(04年1〜11月)は、御坊南−印南約9000台、印南−みなべ約8000台だった。
延伸に伴い、御坊ICでの出入り台数は1万1400台(03年同期)から4400台に減少。
一方、新設されたICでは、▽みなべ8200台▽御坊南800台▽印南800台−−を記録した。

 ■所要時間

 所要時間の差は御坊−みなべIC間と、国道42号の御坊市役所北交差点−みなべ交差点間で調べた。
南向きで12〜22分、北向きでは15〜20分、それぞれ阪和道の方が短かった。

 ■国道への影響

 国道42号の交通量への影響を調べるため、開通前(03年10月15日午前7〜午後7時)と
開通後(04年1月21日の同時間帯)を比較したところ、1万1952台から8622台へと28%減少した。

 ■人身事故

 人身事故の件数は、国道42号(印南、みなべ町内)で見ると、開通前(03年1〜10月)の96件に対し、
開通後(04年同期)は45件に減少。一方、新たに阪和道御坊−みなべ間で19件を記録した。

毎日新聞和歌山版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050315ddlk30040477000c.html


3/15

■半額も国道4号の渋滞解消できず 県議会土木委

 国道4号の渋滞や騒音緩和を目的に、
東北自動車道の矢板−白河インターチェンジ(IC)間で通行料金を半額化した社会実験の最終結果について、
県土木部は十四日、県議会土木委員会で報告した。
両IC間の交通量は実験前に比べ大型車で五倍増となったものの、
国道4号では渋滞などの大幅な改善は見られず「通行料金を半額としても、国道4号が抱える課題解消は困難」と結論付けた。

 実験は昨年十月から今年一月まで両IC間の上下線で実施。
国道4号から東北道へ利用転換を促すため、全車種で通行料金を半額以下に割り引いた。

 その結果、実験中は両IC間の交通量が実験前に比べ四倍に増加。特に大型車は五・一倍と大幅に増えた。

 しかし、国道4号での交通量は全車両で6%減、大型車で10%減にとどまった。
ピーク時の渋滞の長さも三島交差点(上り)で16%増、土屋交差点(下り)で225%増と、目的と反する結果となった。

 国交省や日本道路公団、県などで構成する県北部東北自動車道社会実験推進協議会は十日に会議を開き、
実験結果から「東北道の通行料金を半額としても、国道4号が抱える課題の解消に至るまでの大幅な交通負荷低減は困難」と判断した。

下野新聞http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050315/news_9.html


3/15

スマートIC:
社会実験、8月末まで延長−−浜田道・金城PA /島根

 国土交通省道路局が昨年12月18日から今月15日までの予定で、
浜田自動車道金城パーキングエリア(金城町今福)の上下線に仮出入口を設置して実施している
スマートインターチェンジ=ETC(自動料金収受システム)専用インターチェンジ=の社会実験が、8月31日まで期間延長される。

 スマートICの利用可能時間は午前6時〜午後10時。春季・夏季の観光シーズンの利用状況、
ETC普及後の利用状況を把握し、実験効果の検証を行うため延長する。

 昨年12月19日〜先月28日は1日平均約60台が利用。うち普通車が81%。
浜田方面からの利用が51%。特に浜田ICからの利用が36%と多い。利用目的は通勤・通学・業務が大半を占めた。
実験前に高速道路を利用していなかった人が57%で、旭ICからの転換が90%。利用者の91%が時間短縮効果があったと回答。

 先月11、12日に主要観光地である、きんたの里、美又温泉で行ったヒアリング調査では、
観光施設への移動は30%が高速道路を利用。広島市内からが47%。過半数が旭ICを出口として利用している。
観光客の53%が立て看板、標識で社会実験を知っていた。
今後については、スマートIC利用者の94%、金城町ETCモニターの88%が、これからも利用したいと回答。
利用促進に向け、広島市を中心とした広島県内に向けて、広報活動を展開するという。

毎日新聞島根版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20050315ddlk32010505000c.html


3/15

■ 中央環状品川線、直接便益年間1300億円 公団は18年度着手

■  11日に開かれた17年第1回都議会定例会の予算特別委員会で、梶山修都市整備局長は
中央環状品川線の整備効果について「走行時間の短縮など直接便益だけで(年間で)1300億円が見込まれる」と述べ、
総事業費4000億円を約3年で社会に還元できるとの考えを示した。
また、首都高速公団が秋にも民営会社に移行されることから
「有料道路事業による新規路線整備は最短でも18年度からの着手となる」と語った。
 中央環状品川線は、中央環状線計画で唯一事業化されていない
品川区八潮3丁目〜目黒区青葉台4丁目までの延長約9・4`の区間で、往復4車線の自動車専用道路を整備する。
 中央環状新宿線接続部から北部陸橋付近までをトンネル構造とし、大井ジャンクション部分は高架構造とする。
出入り口は3カ所、換気所は4カ所。全線の開通は25年度となる見通し。
 総事業費4000億円は、都と公団が折半し、公団の有料道路事業と都の街路事業で実施する分担施行とする。
分担施行を採用することについて梶山局長は、「事業費を料金収入だけで賄うと利用者の負担が大きくなるため」などと話した。
 また、都は17年度予算案に用地・測量費として26億円を計上しており、
岩永勉建設局長も答弁の中で「17年度から直ちに用地取得に着手する」としている。

建通新聞社http://www.kentsu.co.jp/tokyo/news/p01217.html


3/16

オオタカ等保護検討委 “遮断壁”設置、上部はネット
圏央道、10月にも工事再開

 圏央道の県内建設予定地周辺で、生息が確認された猛禽(もうきん)類のオオタカやサシバの保護対策を検討している
「埼玉圏央道オオタカ等保護対策検討委員会」(委員長・葉山嘉一日大専任講師)は十五日、さいたま市内で会合を開き、
工事が中断している八区間のうち一区間について、サシバ保護のため、道路側面を遮蔽(しゃへい)し、
上部をネットで覆うなどの対策をまとめた。これにより、同区間での工事が三年ぶりに可能となり、今年十月にも下部工事が再開される。

 保護対策がまとまったのは、計画された道路がサシバの営巣地域を横断する区間で、
車の騒音やヘッドライトの光が漏れるのを防止するため、高さ三メートル前後の“遮蔽壁”を設置するほか、
幼鳥が道路へ転落したり、車との衝突を避けるため、上部はネットで覆う。
この区間は高さ約十四メートルの高架道路になっており、
ネットを設置する範囲やネットの材質、“遮蔽壁”の高さなどについては今後さらに検討する。

 また、オオタカが確認されたほかの一区間についても話し合われ、道路自体への対策は不用で、
工事の際の騒音などで悪影響を与えないよう配慮することと、周辺の自然環境の保全を進めることが決まった。
この区間についても工事再開のメドが立ったことになる。

 オオタカやサシバの保護対策をめぐっては、委員から道路をトンネル状に完全に覆う「シェルター型」が望ましいという意見も出ていたが、
膨大なコストがかかることなどから、大宮国道事務所が「ネット型」の保護対策を提案した。

産経新聞埼玉版http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/saitama/main.html


3/16

東広島呉自動車道:
横路トンネル貫通式 関係者ら100人出席−−呉 /広島

 東広島呉自動車道の横路トンネル掘削工事の貫通式が、
呉市広横路2の坑道中央部であり、関係者ら約100人が出席して順調な工事を祝った。

 郷原−阿賀間の呉市域内の4本のトンネルの最も南側に位置し、路線全体では2番目、市内では初の工事。
延長1806メートル、幅9・5メートルの暫定2車線。工事費約31億円で、昨年3月初めから掘削を進めていた。

 同自動車道は、東広島市高屋町の山陽道と、呉市阿賀中央5の国道185号を結ぶ全長32・8キロの自動車専用道路。
全線開通までには5年以上かかる見通し。

毎日新聞広島版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20050316ddlk34040585000c.html


3/18

トンネル内を豚走る
日立の常磐自動車道

 十七日午前十一時五分ごろ、日立市滑川の常磐自動車道鞍掛トンネル内で、
追い越し車線を走っていた日立市の無職男性(20)の乗用車に豚が一匹向かってきた。
急ハンドルを切ったため、左側を走っていた埼玉県春日部市、会社員男性(34)の大型トラックと衝突、
さらに側壁にぶつかって止まった。けが人はいなかった。

 県警高速隊によると、豚は家畜用のメスとみられ、ピンク色で重さ約一五〇キロ。
現場から“とん走”しようとした豚を約四十分間かけて日本道路公団職員らが捕獲したという。
同公団水戸管理事務所は「おそらく運搬車から逃げたのでは」と話し、預かっている豚の持ち主が現れるのを待っている。 

東京新聞茨城版http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20050318/lcl_____ibg_____003.shtml


3/18
圏央道工事現場、25人が食中毒?

 17日未明、八王子市下恩方町の首都圏中央連絡自動車道のトンネル工事現場で、作業員が腹痛や吐き気を訴えた。
東京消防庁によると、午前4時すぎから、19〜63歳の男性作業員25人が救急車で同市内などの病院に運ばれ、手当てを受けている。

 都食品監視課によると、作業員たちは夜間の工事にあたるため、同日午前0時ごろから、同じ弁当を食べていたとの情報がある。
八王子保健所は食中毒や感染症の疑いがあるとして、原因を調べている。

朝日新聞多摩板http://mytown.asahi.com/tama/news02.asp?kiji=3971


3/18

スマートIC:
上信越道での実験、延長要望へ−−新井地区協 /新潟

 高速道路のパーキングエリア(PA)に簡易ゲートを設置して、
ETC搭載車が一般道と乗り降りできる「スマートIC実験」新井地区協議会は17日、
上信越道・新井PA(新井市)での実験の延長を国に要望することを決めた。
今年1月に実験を始めてから利用者が着実に伸びており、春夏の観光シーズンでの利用状況を把握するのが狙い。
また北陸道・大潟PA(上越市大潟区)でのスマートIC実験に取り組む大潟地区協議会準備会も発足した。

 ◇大潟地区協準備会も発足

 新井の協議会では、1月11日から今月13日までのスマートIC利用状況の中間報告があった。
今月の1日あたり(14時間)の平均利用台数は208台で、1月に比べ約33%増加。
平日、休日とも右肩上がりに増え、スキー場のある新井市、妙高村へのスキー客の休日利用が目立った。
一方、救急車も1日1回のペースで利用している。
春夏の行楽シーズンでさらに観光客の増加が見込まれることから、
同協議会は8月末までの実験延長を、県協議会を通じて国に要望することで一致した。

 一方、大潟PAでのスマートIC実験は、北陸道の中でインターチェンジ(IC)間の距離が約18キロと最も長い
上越IC(上越市)と柿崎IC(同市柿崎区)での利便性を考慮。特に同PA周辺は工場が集まっており、企業活動への有効性を探る

毎日新聞新潟版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20050318ddlk15010211000c.html


3/18

北近畿豊岡自動車道:
春日−氷上間6.9キロ、来月17日に開通 /兵庫

 北近畿豊岡自動車道のうち春日、氷上両インターチェンジ間の6・9キロが、来月17日午後3時に暫定2車線で開通する。
同日午前11時から丹波市春日町の春日インターチェンジで開通式典を行う。

 同自動車道は丹波、豊岡両市を結ぶ全長70キロの高規格幹線道路で、
今回の開通区間に加えて、氷上−和田山両インターチェンジ間の24・8キロは「のじぎく国体」が開かれる06年9月までに開通する予定。

 同自動車道の通行は無料だが、ルート上の遠阪トンネル(4・7キロ)は県道路公社が運営するため、普通車で360円の通行料を徴収する。

毎日新聞兵庫版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20050318ddlk28040562000c.html


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機関銃?:
第二次大戦中に撃墜の戦闘機、実弾も 道路工事現場で発見−−交野 /大阪

 国土交通省浪速国道事務所は17日、交野市の第二京阪道路の工事現場で、
第二次大戦中に使われたと思われる機関銃と実弾、航空機の破片などが見付かった、と発表した。
同事務所によると、機関銃などは終戦直前、同市内で戦死した中村純一・陸軍中尉が操縦していた戦闘機の一部である可能性があるという。

 見付かったのは、同市星田の橋梁の建設現場。
作業員が杭を打つために掘削していたところ、地表から3〜4メートルの地中から出てきた。
機関銃は全長1・45メートルで、戦時中の戦闘機の主翼に装備されていたものに酷似しているという。
実弾は直径20ミリで3発あり、機関銃に装てんできるものだった。

 同事務所によると、中村中尉は45年7月、同市内上空で米軍機に墜落されて戦死した。JR片町線星田駅の近くには鎮魂碑がある。

毎日新聞大阪版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20050318ddlk27040625000c.html


3/18

播但連絡道路で値下げ試行 05年夏から
2005/03/18

 兵庫県は十七日までに、播但連絡道路(姫路JCT―和田山IC)の通行料を今夏から試行的に値下げする方針を示した。
並行する国道の渋滞緩和を狙い、試行の成果を見て二〇〇六年度中の本格実施を目指す。

 同道路では、〇三年秋、通行料を最大半額にする社会実験を三カ月間行った結果、
利用台数が一日平均二百台増え、並行する国道312号の朝夕の渋滞が最大で七割緩和された。

 県は「一定の効果があった」として、値下げの方法を検討。今夏からの試行は、すべての車両で値下げした上で、
ノンストップ料金収受システム(ETC)搭載の普通車・軽自動車は朝夕の通勤時間帯に限ってさらに値下げするという。

 社会実験中は約二千万円の減収になったといい、値下げ幅は採算性も踏まえて検討を続ける。

神戸新聞http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0318ke83440.html


3/19

膨らむ期待、東海環状道東回り
美濃加茂で開通祝賀会

 19日に開通した東海環状自動車道東回りルート(美濃関JCT−豊田東JCTの73キロ)。
美濃加茂市で開かれた開通祝賀会では、出席者から、
東中濃地域と愛知県三河地域を結ぶ新たな交通軸の誕生に期待の声が相次いだ。
また、沿線のアウトレットセンター(土岐市)や日本昭和村(美濃加茂市)などには、
早くも東海環状道を利用して訪れる来場者の姿が見られた。 (生田貴士、内田由紀子、太田朗子)

 〇…美濃加茂市の中央体育館で開かれた開通祝賀会には、
古田肇知事、神田真秋愛知県知事や両県選出の国会議員、両県議会、沿線自治体の関係者ら約五百五十人が出席。

 主催者を代表して古田知事が「開通により、三河と美濃が直結して一つになった。
沿線の施設も線となり、面となっていく。二十一世紀の街道で、開通を機にこの地域を大きく発展させていきたい」とあいさつ。
藤井孝男衆院議員や国土交通省の谷口博昭道路局長らの祝辞に続き、神田知事が乾杯のあいさつをした。

 この後、美濃加茂市の鷹之巣子供獅子芝居保存会によるアトラクショもあり、会場は終始、開通を祝う華やいだムードに包まれていた。

 〇…富加関インター(富加町)では午後三時の開通前、先頭車両十台に証明書と記念品、花束などが贈られた。

 “一番乗り”は、朝八時ごろから待っていた愛知県一宮市の会社員渡部晃久さん(33)。
「伊勢湾岸道の豊田南インターの時は二番手だったので、とてもうれしい。
高速道路はわずかな時間で知らない土地に着けるのが魅力。
たくさん走りたいので豊田東インターまで足を延ばします」と満面の笑みを浮かべていた。

 〇…美濃加茂市山之上町の平成記念公園・日本昭和村は、
料金所を出ることなく美濃加茂サービスエリアと一体となったハイウエーオアシスからも利用できるようになった。
開通後には、早くもハイウエーオアシスを利用する車が見られた。

 可児市の会社員は「開通したので走ってみようと思いました。
はじめは可児御嵩インターチェンジで降りるつもりでしたが、料金所を出ないで済むと聞いていたので昭和村まで足を延ばしました。
便利ですね」と話していた。

 〇…土岐プレミアム・アウトレットが近くにある土岐南多治見インターは、
開通したばかりの東海環状道を利用して帰宅する買い物客らで混雑した。
午後三時の開通にかかわらず、同インターを降りて、アウトレットに向かう車も見られた。

 東海環状道を利用して夫婦で訪れた愛知県豊田市の男性会社員(28)は
「二、三十分で来ることができ、思ったより早かった」と笑顔。
これまで東濃地方に足を運ぶことはなかったというが
「東濃地方が身近に感じられるようになったので、これからはもっと来たいですね」と話していた。

中日新聞岐阜版http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20050320/lcl_____gif_____004.shtml


3/22

圏央道 日の出〜あきる野IC間が開通

 圏央道日の出〜あきる野インターチェンジ(IC)間の2キロが21日、開通した。
埼玉県の関越道・鶴ケ島ジャンクションから南に延伸する圏央道の開通区間は30.5キロになった。
この日、あきる野市牛沼のあきる野ICで催された開通式で、
北側一雄国土交通相は「多くの方々が熱望する中央道への接続を一日も早く実現させる」とあいさつした。
日の出〜あきる野IC間は、東京地裁が国の事業認定を違法としており、控訴審が継続する中での開通となった。

 開通したのは、日の出町平井の日の出ICから、秋川の河岸段丘の縁につくられたあきる野ICまでの区間。
片側2車線で設計速度80キロ。国と日本道路公団が92年から用地買収を進め、97年に着工した。総事業費は約700億円。

 圏央道は、三浦半島から房総半島まで1都4県を環状に延長300キロの高規格幹線道路でつなぐ計画。
都内区間では02年3月に青梅〜日の出IC間が開通している。全体の開通区間は茨城県内の1カ所を含め計32キロになった。

 開通式には、同公団の近藤剛総裁、石原慎太郎知事、沿線の市町村長、建設促進団体の代表ら計約500人が出席した。
石原知事は「高速道路は、地域地域の方々の同意、協賛を得ないと、事が一歩一歩しか進まない。
これから先も圏央道などの環状線が一日でも早く完成することに尽力を願い、協力を誓い合ってお祝いの言葉とする」と祝辞を述べた。

 国交省によると、あきる野ICより南は、中央道・八王子ジャンクションまでの9.6キロの用地をすべて取得し、
四つのトンネルもすべて貫通したという。中央道以南も、東名高速との早期接続をめざして工事を進めているという。

 今回の開通区間は昨年4月、東京地裁の判決で、国の事業認定や都の収用手続きが違法とされ、現在、控訴審が続く。

 強制収用が迫り、昨年2月に住み慣れた自宅を明け渡した原告の坂本孝さん(55)=昭島市=はこの日、
開通した圏央道わきにある祖先の墓に彼岸のお参り。「違法と判断されたまま工事が進められてしまい、何とも残念です」と話した。

朝日新聞多摩板http://mytown.asahi.com/tama/news02.asp?kiji=3972


3/22

東海環状道で通行料取りすぎ1900件
計30万円、公団返金へ

 日本道路公団(JH)中部支社は二十一日、十九日に東半分が開通した東海環状自動車道の通行料金を、
約千九百件の利用客に対して取り過ぎるミスがあったと発表した。余分に徴収した計約三十万円については返金する。
ミスがあったのは同自動車道が開通した十九日午後三時から二十一日午前零時までの期間で、関−多治見間など十二区間。

 既存の高速道を利用した場合に比べて約十五−二十八キロ距離が短いにもかかわらず、
同自動車道の開通時に新たに設定した料金データが一部欠落。
伊勢湾岸、東名、名神、中央、東海北陸自動車道といった既存ルートを使った場合の通行料金がそのまま採用されていたのが原因。

 JH中部支社によると現金、ハイウェイカード(ハイカ)などを利用した約千百件と、ETCクレジットカード、
クレジットカードなどを利用した約八百件の利用客から、それぞれ五十−千百円を余分に徴収した。

 二十日午前零時ごろ、通行客の一人から、JHコールセンターに
「走行距離が短くなったのに、料金が高すぎる」との電話があり、誤徴収が分かった。

 返金方法は、現金、ハイカを利用した場合、走行した出口か入り口料金所に、領収書かハイカを持参。
クレジットカードなどを利用した場合、カード会社などからの請求時には正規通行料金を反映させる。

 領収書を紛失した利用客への返金なども検討している。問い合わせは、JH中部支社営業企画課=電052(222)1181=へ。

中日新聞http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050322/mng_____sya_____004.shtml


3/23

三連休に土砂崩れ 館山道、苦いスタート
富津中央− 富津竹岡IC 

 三連休初日の十九日に開通した館山自動車道富津中央−富津竹岡インター間(七・五キロ)は、
接続する国道が土砂崩れで通行規制された“とばっちり”を受けて二十一日まで渋滞が続いた。
国道の渋滞緩和を目的に建設しながら、幸先の悪いスタートに、
管理する日本道路公団市原管理事務所は「タイミングが悪い」と渋い表情だ。(林 容史)

 国土交通省千葉国道工事事務所によると、十九日午前三時半ごろ、
富津市鶴岡の国道127号脇の切り通しの斜面で土砂崩れが起こり、二車線道路の片側が埋まった。

 国道は二十日午前十一時すぎまで全面通行止め。その後、片側相互通行になり、
応急の復旧工事が終わった二十一日午後十二時半までその状態が続いた。

 十九−二十一日は春分の日を挟んだ三連休。行楽客で国道は最高五キロの渋滞となった。
さらに渋滞は、館山道上り線にまで及び、新たに開通した区間の出口に当たる富津中央インターを先頭に
三日連続で渋滞、最大で約八キロまで伸びた。

 同事務所によると連休中、利用者らから「どのぐらい時間がかかるのか」といった問い合わせに加え、
「お金を払って利用したのに」という苦情もあったという。

 二十、二十一両日の開通区間の利用台数は当初の予測を上回ったが、
「連休で行楽客に利用してもらおうと思っていたのに、途中で道路を降りたり、利用をやめた人もいたはず」と話す。

 鋸南町の釣具店経営者は「いきなりの渋滞で、もう千葉に来たくないと思う観光客もいるのでは。イメージダウンが心配」と話していた。

東京新聞千葉版http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050323/lcl_____cba_____000.shtml


3/25

未着工部分(大師―富士見)を再検討
川崎縦貫線第1期区間

 首都高速道路公団(東京)は二十四日、高速川崎縦貫線・第一期工事区間(七・九キロ)のうち、
未着工の「大師ジャンクション(JCT)以西−富士見」(二・四キロ)間などについて整備計画を再検討する方針を決めた。
同公団は一期区間の完成を二〇〇八年度に二年延期することも検討している。 (飯田 克志)

 同公団は、縦貫線について事業再評価を実施。
事業継続を前提に、計画の具体化が進んでいない第二期工事区間などの見通しや、採算性について検討した上で、
整備を進める−との方針をまとめ、この日開かれた事業評価監視委員会(委員長、森地茂・政策研究大学院大学)の了承を得た。
国土交通省が二十五日に同公団の方針について判断する。

 計画の再検討の背景には、今秋の民営化に伴い、公団全体の事業計画の見直しなどがあるとみられる。
市建設局は「公団の方針を検討するが、事業継続を前提にしているので、予定の期間で工事を進めることを求めていく」と話している。

 縦貫線は浮島JCTから、高津区の溝口周辺を通って東名高速まで約二十三キロを結ぶ高速道路。
一九九一年に着工し、〇二年四月、浮島JCT−殿町間(約三・五キロ)の供用を開始。
〇六年度の完成を目標に現在、殿町−大師JCT間約二キロを整備している。

 同公団は、縦貫線の必要性自体については、費用対効果や都市再生などの面から認定しているが、
交通量の伸び悩みや、京急大師線の川崎大師駅周辺で同時施行を予定している立体交差事業の着工時期が未確定なことなど、
現状のままでは課題があると判断。現在整備している区間は部分開通させるものの、
残りの区間については採算性を確保する方策など事業の計画を見直す方針。

東京新聞神奈川版http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20050325/lcl_____kgw_____003.shtml


3/25

東予道路 過大徴収 13年余で1100万円

  県道路公社が管理する東予有料道路(西条市、3・5キロ) で一部の貨物自動車の通行料を過大徴収していた問題で、
同公社は24日、過大徴収していたのは89年春から02年秋の13年7カ月間で、徴収額は計約1100万円に上る、と発表した。

  過大徴収していた車種は荷台を牽引(けんいん) していない状態のトレーラーヘッド。
トレーラーヘッドは、89年に当時の建設省から「大型車」 から「普通車」 の料金として扱うように指導があったが、
同公社は02年に利用者から指摘されるまで大型車料金を徴収していたという。

  公社が今年1月〜2月の間、県内でトレーラーヘッドを保有する運送会社249社に対してアンケートで調査したところ、
36社で通行実績が確認できた。各社の年間通行量から推定するとこの間に計約7万8千台の通行があり、
過大徴収額は約1100万円に上るとみられる。

  同有料道路での大型車と普通車の料金差額は97年3月までは1台150円、97年4月以降は1台160円。

  公社は返還を求める会社に対して、年内をめどに過大徴収分を返還していく方針。
公社は国からの通知を見落としていたとして、担当職員1人を22日付で戒告処分にした。

朝日新聞愛媛版http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=4649


3/25

建屋バイパス:
養父・県道に完成−−渋滞解消に期待 /兵庫

 養父市建屋(たきのや)地区の交通渋滞緩和を目指し、
県道70号沿いに建設していた主要地方道養父朝来線(県道)「建屋バイパス」が完成。25日正午から一般車両の使用が始まった。

 同バイパスは全長1818メートル、全幅9メートル、車道幅6メートル。
播但連絡道からの観光客増に伴う交通渋滞解消を目指して01年度に着工。用地買収に地元民が協力し、計画より1年早く完成。

 また、香住町下岡と同町森を結ぶ国道178号「香住道路」(6183メートル)も完成。
27日午後2時から使用可能となる。将来は鳥取・豊岡・宮津自動車道の一部区間に充てられる。
香住道路の開通で、豊岡・香住間は現在約42分かかるが、29分に短縮されるという。

毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/03/26/20050326ddlk28040718000c.html


3/26

松本糸魚川連絡道路:
小谷村雨中地区が「調査区間」に選定−−県発表 /長野

 県は25日、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」のうち、小谷村雨中地区(約4キロ)が、
国からルート選定などの調査を受ける「調査区間」に選ばれたと発表した。

 同道は、波田町と新潟県糸魚川市を結ぶ約100キロの自動車専用道。
98年6月に整備の妥当性を検討する「計画路線」になったが、田中知事が02年に見直しの方針を掲げ、
既存道路の充実や雨中地区の道路改良の考えを示していた。
起点も波田町から長野道豊科インターチェンジ付近への変更を国と調整している。

 同道の県側ルート建設促進協議会長の腰原愛正・大町市長は「調査区間指定は、事業化に向けての大きな前進と受け止めております。
道路は地域住民の悲願であり、その意味でも重要なことと受け止めております」とのコメントを出した。

毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/03/26/20050326ddlk20010174000c.html


3/26

県道路公社 32億円の返済困難に

 県の外郭団体や補助金交付団体などについて、04年度の「財政的援助団体等監査結果」が24日、公表された。
対象となったのは、県が25%以上出資(出損)する22団体、公の施設の管理を委託された3団体、
補助金を1千万円以上受けている20団体で、出納状況や改革の取り組みなどを監査した。

 県道路公社は、建設、維持・管理にあたるパールロードのうち、
06年7月に無料となる的矢−鵜方間(5・5キロ)について、県からの借入金約32億円の返済が困難となる見込み。
通行台数が、当初計画の約65%(03年度)にとどまっていることなどが原因だという。

 野呂昭彦知事が会長を務める県松阪食肉公社は、営業費用が営業収益を1億円程度上回っていた。
また取締役12人のうち常勤が1人であるなど、経営体制の弱さも指摘された。

 私立高校や幼稚園などへの運営補助金では、補助の対象とならない経費を算入している法人が目立つとし、
県の検査態勢の徹底を求めた。補助金返還が必要な団体はなかった。

朝日新聞三重版http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=7086


3/26

湖西道路:
国が買い取り無料開放、秋までに一般道に−−額は180億円程度 /滋賀

 国は25日、大津市と志賀町を結ぶ一般有料道路「湖西道路」(全長16・7キロ)を
今年10月の日本道路公団民営化までに買い取り、国道として無料開放する方針を決めた。
買い取り額は180億円程度とみられ、国が3分の2、県が3分の1負担する。

 湖西道路は国道161号のバイパスとして89年に全線開通したが、割高な通行料金などが敬遠され利用台数は低迷。
一方で並行する161号の渋滞が慢性化しており、その緩和などのために国土交通省が無料開放を検討していた。
県は負担分について、大津市と志賀町の合併で起債できる「合併推進債」を充てたい方針。

 無料化の正式な時期や買い取り額については、国と公団で交渉中。無料化が決まれば、現在ある料金所などは撤去される。

毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/03/26/20050326ddlk25010553000c.html


3/26

05年度国交省 県内の事業
姫路鳥取線予算に256億円

 国交省中国地方整備局は25日、総額622億円(前年度比4%減)となる県内の05年度直轄事業を発表した。
中国横断自動車道姫路鳥取線(姫鳥線)は、前年度と同額の256億円が付き、
全国27区間(1721億円)の23%を占める重点配分となった。

 道路公団改革の末、03年度に国が直接工事をする「新直轄方式」に選ばれた姫鳥線(43キロ)は、
05年度事業費が岡山、兵庫両県を合わせると402億円。
完成までの総事業費は1202億円で、05年度までの3年間でその58%が投資されることになる。

 開通時期について、鳥取河川国道事務所の渡辺学所長は「多額の事業なので、まだ分からない」と話した。

朝日新聞鳥取版http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=4956


3/26

延岡道路の一部来月供用

  05年度の国土交通省直轄関連予算のうち、宮崎県分の事業費が25日、発表された。
総額は約269億3千万円(前年度比11%減)で、4年連続し前年度を下回った。

  高規格道路「延岡道路」の事業費は約7億円。
全線20・6キロのうち延岡IC〜延岡南IC間(7・8キロ)が4月23日に供用が始まる。
 また「北方延岡道路」は約60億円をかけて工事を進め、
全線11キロのうち延岡IC〜舞野間(2・1キロ)の05年度中供用開始を予定している。

 05年度の国道220号改良事業費は31億1千万円。
今年末までに青島バイパス地区の供用を開始する予定のほか、堀切トンネル(仮称)の工事も進め、07年度の全線供用を目指す。

朝日新聞宮崎版http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4227


3/28

松山自動車道:
開通20周年 四国中央で記念植樹 /愛媛

 四国初の高速道路開通からちょうど20周年となる27日、
四国中央市妻鳥町の松山自動車道・三島川之江インターチェンジ(IC)で記念植樹が行われた。

 道路公団や市関係者、今年20歳になる市内の若者など12人が、同IC広場に3メートル余りの桜の若木を3本植えた。
この日が誕生日の同市下柏町、大学生、鈴木理恵さん(20)は
「開通を祝う花火が鳴っている時に生まれた、と聞いている。いい記念になります」と話していた。

 四国で最初に開通した高速道路は、三島川之江IC〜土居ICの11キロ。
同公団四国支社によると、この20年間に四国で開通した高速道路は延長467キロ、計画路線の約66%となる。

毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/03/28/20050328ddlk38040326000c.html


3/28

国道2号渋滞調査まとめ:
「山陽道料金値下げを」 緩和効果認められる /山口

 周南・防府地域での国道2号の渋滞緩和策として、山陽自動車道の通行料金割引の導入などを検討してきた
「周南・防府地区有料道路社会実験協議会」(会長、村田秀一・山口大教授、14団体)が報告書をまとめた。
「渋滞緩和効果が得られたため、高速道路料金の値下げなど弾力的運用を求める」との内容。

 実験対象の周南・防府地域は、朝のラッシュ時(午前7〜9時)を中心に国道2号で慢性的な交通渋滞が発生している。
このため、並行する山陽自動車道の料金を半額にすることで渋滞と騒音の緩和を図るのが目的。

 昨年10、11月の2カ月間、熊毛−防府東IC約43キロで、区間内を出入りする全車両を対象に交通量、渋滞の長さ、騒音などを調査した。

 その結果、同区間の通行量は平日1日当たり約8700台で、実験前と比べ約3800台(1・8倍)増。
休日は約8400台で約4700台(2・3倍)増加していた。一方、国道2号の交通量は実験の前と比べ、平日1日当たり約800台減。
約2%が山陽道に転換したとみられる。

毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/03/28/20050328ddlk35040255000c.html


有料道路ニュース


高速道路の思い出