有料道路ニュース
その3
(2004年10月1日〜2004年12月31日)
10/1
「鳥取青谷線」都市計画案など、きょうから縦覧−−県庁など5カ所で /鳥取
建設中の中国横断自動車道・姫路鳥取線と国道9号(青谷羽合道路)を結ぶ
「鳥取青谷線(仮称)」の都市計画案と環境への影響をまとめた評価準備書について、
県は1日に公告し、関連市町と県の担当課で沿線住民らに縦覧する。
縦覧期間は11月1日までとし、住民からの意見書は、同15日まで受け付ける。
鳥取青谷線は、姫路鳥取線・鳥取インターチェンジ(鳥取市本高)と青谷羽合道路・青谷インターチェンジ(青谷町青谷)を結ぶ
延長19・3キロの都市計画道路。鳥取▽気高▽鹿野▽青谷−−の1市3町を通過し、供用は2013年度以降になる見通し。
事業化の前提として都市計画の策定義務があるため、県では昨年春に計画素案を作成。
公聴会などを通じて周知を図るとともに、関連市町とも協議を進めてきた。
来年5月に開かれる県都市計画審議会の審査を経て、同6月にも国土交通相の同意を求める方針。
環境影響評価準備書は、建設で生じる大気への影響や騒音、生態系の変化などについて国と県が取りまとめた冊子。
縦覧などを経て評価書策定が必要で、国の同意を取り付ける義務がある。
住民に対しては、10月12〜15日の午後7時から説明会を開き、建設への理解を求める。
縦覧窓口は、各庁舎内にある▽県都市計画課▽鳥取市同課▽気高町環境整備課
▽鹿野町産業建設課▽青谷町建設水道課−−の5カ所で、意見書は県都市計画課で受け付ける。
また、鳥取青谷線の連絡道路として改修される県道3路線などの都市計画案も1日に公告、15日まで同じ窓口で縦覧できる。
問い合わせは、県都市計画課(0857・26・7366)。
毎日新聞鳥取版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20041001ddlk31010714000c.html
10/1
表筑波スカイラインきょうから無料化
筑波山の風返峠(つくば市筑波)と朝日峠(新治村小野)を結ぶ「表筑波スカイライン」(約十キロ、普通車六百二十円)が一日から、
無料開放される。三十日には、関係者約四十人が出席し業務終了式が実施された。
県道路建設課によると、県道路公社が旧建設省(現国交省)の許可を受け、
三十年で建設費約十七億円を償還する有料道路として、一九七四年に供用を開始した。
当初、一日当たり千百台の通行を見込んでいたが、供用開始後の利用台数は七百台を超える程度。
その後、「右肩下がり」(同課)となり、昨年度は二百六十四台と低迷していた。
償還額は三十年間で約一億円に止まり、未償還分の約十六億円については、県の無利子貸し付けで埋めるという。
風返峠から筑波山ロープウエーつつじケ丘駅を結ぶ筑波スカイライン(約一・七キロ、普通車四百円)は
旧運輸省(現国交省)の許可を受ける私道のため、無料化は実施されない。
中日新聞茨城版http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20041001/lcl_____ibg_____003.shtml
10/1
永平寺有料道路 無料の一般国道に
一般国道化で近く撤去される永平寺有料道路の料金所=永平寺町志比で
県道路公社の「永平寺有料道路」が、1日から一般国道となる。
永平寺町志比の永平寺有料道路管理事務所で30日に閉所式があり、道路管理を県に引き継いだ。
料金所と事務所は撤去する。同有料道路は、同所と美山町宇坂大谷の3.3キロをつなぎ、74年に供用開始された。
法律で定められた30年間の料金徴収期間が終わったため廃止する。
有料道路の廃止は、県内では、91年の越前海岸有料道路、02年の久須夜ケ岳有料道路(エンゼルライン)に続いて3カ所目になる。
この日の閉所式には、関係者約20人が出席。
同公社の柳沢義則理事長が「1日から県の管理となるが、今後も地域の活性化につながるよう願っています」とあいさつ。
管理事務所の看板を取り外した。
同道路は、観光振興を目的に県企業局が建設した。
年間70万〜80万台の通行量を見込んでいたが、ピーク時の91年度でも約9万6千台で、03年度は約5万5千台に落ち込んだ。
このため、建設費、管理費、利息などの支出約27億1千万円に対し、30年間の料金収入などは約8億8千万円で、結局、差額の約18億3千万円が県の持ち出しとなった。
朝日新聞福井版http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=4205
10/6
愛別−愛山間、30日に開通へ 旭川紋別自動車道
【愛別】高規格幹線道路「旭川紋別自動車道」の
愛別インターチェンジ(IC、上川管内愛別町愛別)−愛山上川IC(同町愛山)間十キロが三十日、開通する。
同自動車道は旭川と紋別を結ぶ自動車専用道路。開通区間は暫定片側一車線で制限速度七十キロ。
通行は無料。三十日は午前十一時から開通式があり、一般車両は午後一時半から通行できる。
同区間の開通により、旭川−紋別間の所要時間は約六分短縮される。
同自動車道は比布ジャンクション(上川管内比布町北八線)−愛山IC間九・三キロと、
浮島IC(同管内上川町)−白滝IC(網走管内白滝村)間一九・八キロが既に開通している。
北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041006&j=0045&k=200410055345
10/6
インター名で土岐と多治見 火花
来年3月に開通が予定される東海環状自動車道の仮称・土岐南インターチェンジ(IC)をめぐり、
地元の土岐市と多治見市が対立している。
正式名称について、土岐市側が仮称通りの「土岐南」を主張すれば、多治見市側は県の後押しも取り付けて「土岐・多治見」を訴える。
両市を含む東濃西部4市町の広域合併が破談に終わったことも尾を引き、不信感が増幅しているようだ。 (紅谷暢章)
土岐南 「市民権得た」と決議 土岐・多治見 「適切」と知事は弁明
東海環状道は、愛知万博(愛・地球博)開幕に合わせた開通をめざし、
愛知県豊田市の第2東名・豊田東ジャンクションと東海北陸道の美濃・関ジャンクションを結ぶ延長73キロで工事が進行中だ。
問題のICは、土岐プラズマリサーチパークを造成している丘陵に設置される。
住所は土岐市土岐津町で、多治見市境までは約2キロだ。
IC名は、地元市町村や県などの意見を聞いて、日本道路公団と国土交通省が協議して決める。
そのため、このほど国交省多治見砂防国道事務所が地元の意向を聞いたことを機に、両市の対立が表面化した。
土岐市は市幹部や用地買収に協力した土岐口財産区などを中心に「土岐南」を要望した。
多治見市では、商工会議所や県議、市議らがIC名を「土岐・多治見」にするよう強く求め、
合併協議中の笠原町も町や町商工会が歩調を合わせている。
土岐市議会は9月定例会で「土岐南は市民権を得た名称で正式名称になるのは当然」と異例の決議をした。
これに対し、多治見市議会が「場所が多治見市寄りであることやランドマークとしての認知度から、
土岐・多治見とすることに賛同してほしい」との要望書を土岐市議会に提出する展開となっている。
県議会では多治見市選出の県議が一般質問で取り上げ、梶原拓知事から「『土岐・多治見』が適切」との答弁を引き出した。
土岐市の大野信彦助役は「当初から用地買収や工事の残土処理などで市をあげて建設に協力してきた。
多治見の名を入れろとは虫のいい話。そんな名に決めたら市民を挙げて抗議行動する事態になる」と腹立たしげに話す。
IC名の対立が生じた背景に、東濃西部4市町の合併が破談した後遺症をみる向きは多い。
合併実現を見込んで4市町で進めていたコンピューターシステム統合事業などから土岐市がいち早く離脱し
、互いの信頼関係が揺らいだというのだ。
意見の対立に困った公団中部支社は、多治見市に同調して「土岐・多治見」が適切とする県と、
「土岐南」を譲らない土岐市とで話し合い、再調整するよう求めている。
朝日新聞岐阜版http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=3727
10/6
広島市議会、広島高速道路公社向け含む補正予算可決
広島市議会は5日未明、広島高速道路公社に対する出資金・貸付金約19億円を盛り込んだ同市9月補正予算案を可決した。
この結果、同公社向け予算は広島県との差額が埋まり、今年度中の道路整備プログラムは予定通り進む見通し。
今議会最大の懸案である道路問題はようやく決着したが、秋葉忠利市長の発言を巡り最終日まで紛糾した。
秋葉市長は9月29日の記者会見で「提案するかどうか市議が賭けをしていた」と発言。調査を優先し、提案を見送っていた。
結局、審議に影響するほどの重大な事実はないと判断。
早期整備を求める議会側の考えが確認できたとして、最終日の4日になって追加提案した。
これに対し、一部の市議が「議会を冒とくしている」と反発。秋葉市長の陳謝で再開するまで、本会議が約7時間中断。
会期を延期する異例の事態となった。市は今年度当初、県に比べて19億円少ない公社向け予算を計上。
6月議会で補正案を提案したが、広島南道路の建設方法に対する秋葉市長の姿勢を疑問視した市議会が否決していた。
日経ネット中国版http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20041005c6b0502e05.html
10/7
県財革プラン、公社の債務見込まず 6社の残高481億円に /青森
◇昨年度末現在
県議会の総務企画常任委員会で6日、県が策定した財政改革プランに、
公社の債務が県財政に及ぼす影響を見込んでいないと批判があった。
県は「(公社の債務の処理については)今後、検討していく」と答えた。
鹿内博県議(無所属)が「なぜ盛り込まなかったのか」と質問。執行部は「公社の債務の返還は公社収入でするべきだ」と答弁した。
しかし、一方で「無理なら県費投入もありうる」とし、「償還方法は今後検討する事項だ」と答えた。
公社債務の返済に一般財源を充てるかなど、現時点では決まっておらず、財革プランに入れられなかったという。
今のところ、06年4月に道路公社の青森中央大橋が有料通行の期間を過ぎ、借金約56億円が残ることが分かっている。
財革プランは08年度までの県財政を描いているが、
少なくとも中央大橋の約56億円は手当が付いていないことになり、今後に大きな課題を残している。
この日の委員会で、県は公社6社の実質的な債務が昨年度末で481億円に上ることを明らかにした。
このうち、道路公社の分が最も多く、中央大橋を含め187億円。
残る3有料道路も22年3月までに有料期間が過ぎ、県の借金は将来的に大きく膨らむ可能性を残している。
毎日新聞青森版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20041007ddlk02040214000c.html
10/12
有料道路を迂回路に 崩落した国道19号
台風22号から一夜明けた10日、長野市信更町安庭の国道19号の地滑り現場を、
国土交通省長野国道事務所の専門家らが調査した。
崩落した国道19号は復旧のめどが立たず、国と県、市は「災害調整会議」を開き、
今週中にも白馬長野有料道路の一部を二車線化して国道の迂回路とすることを決めた。
9日午後5時ごろから始まった地滑りは夜通し続き、10日の早朝までに国道19号が長さ120メートルにわたり、
山側の歩道だけを残して犀川に向かって崩落。
土砂が国道から200メートル離れた川まで流出し、アスファルトの断片や交通標識が散乱している。
同国道事務所によれば、10日の昼以降は地面の大きな動きは見られない。
市は「地面の動きが落ち着いたと判断できれば、なるべく早く避難勧告を解除したい」という。
会議では、今週中にも白馬長野有料道路の一部を二車線化し、
県道長野大町線とつなげて国道の迂回路とすることを国が提案、県が了承した。
視察した小西純一・信州大学工学部助教授(土木工学)は「現場は川面に向かって地層が傾いている。
犀川が増水して川岸の土をえぐり、地層が一気に滑り落ちたのでは」と述べた。
現場の道路は長野五輪に向けて、拡張のための盛り土をした。国は「地滑りとの関連は不明」としている。
地滑りで経営する飲食店「澤正」と自宅が全壊した中沢正人さんら5世帯の11人は
「JAグリーン長野更府支所」に避難し10日夜、近くの公民館に移った。
中沢さんは8年前に店をオープンし、自宅は2年半前に建てたばかり。妻和子さん(55)は「建物だけじゃなく土地も流れてしまった。
ローンも残っている。今後のことは全く考えられない」と肩を落とした。
また、同日昼、上水内郡信州新町越道の民家の庭に長さ20メートルの亀裂が見つかり、3世帯6人が自主避難した。
朝日新聞長野版http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4747
10/12
高山西IC 11月27日開通
冬の難所、トンネルに
中部縦貫自動車道の飛騨清見インターチェンジ(IC)−高山西IC間(8・7キロ)が11月27日に開通する。
並行して走る国道158号には小鳥(おどり)峠(標高1002メートル)があり、冬季は交通の難所だった。
開通区間には小鳥峠を貫く小鳥(おどり)トンネル(全長4346メートル)があり、時間短縮に加えて、安全性の向上も期待されている。
開通区間は、東海北陸道の飛騨清見ICと直結している。片側1車線の対面通行で、規制速度は時速60キロ。
一般国道扱いのため、通行料は無料だ。国の直轄事業で、96年度に着工した。総事業費は約600億円。
これまで東海北陸道を利用して高山市方面に向かうには、飛騨清見ICを降り、国道158号で小鳥峠を越える必要があった。
小鳥峠は一部区間で道幅が狭く、冬季は路面が凍結して事故が多発していた。
開通区間を利用した場合、所要時間は通常時で従来より5分ほど短くなる。冬季の所要時間は半分程度に短縮される見通しだ。
中部縦貫自動車道は、長野県松本市と福井市を結ぶ計画の自動車専用道路。各地で部分的に工事が行われている。
高山市付近では、07年度開通を目標に高山西IC−高山IC(仮称)間6・5キロの工事が進んでいる。
開通式は、11月27日午前11時から飛騨清見IC側で行われる。一般車両の通行は同日午後2時から可能となる。
朝日新聞長野版http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=3743
10/13
小鳥トンネル、圧迫感を緩和
壁に緑や青の線模様 来月27日に開通
十一月二十七日に開通する中部縦貫自動車道・高山清見道路の
飛騨清見−高山西インターチェンジ(IC)間=清見村=が十二日、報道陣に公開された。
開通するのは長野県松本市と福井市を結ぶ中部縦貫自動車道のうち、
丹生川村から高山市を抜けて、清見村を結ぶ「高山清見道路」(延長二十四・七キロ)の一部区間。
延長八・七キロ。総事業費は約六百億円。現在、最後の舗装工事などが急ピッチで進められている。
当初、管理は日本道路公団が行う予定だったが、昨年、国が「有料道路では採算がとれない」と判断したため、
国直轄事業となった。このため、償還費がなく通行料は無料。
開通区間の走行時間は約九分。
従来の小鳥峠(標高一、〇〇二メートル)を越える国道158号経由に比べると四分程度早くなる。
積雪で路面が凍結する冬場は、さらに短縮される。
同峠の下を掘った「小鳥トンネル」内壁には、
緑や青色の線模様「シークエンスデザイン」を描き、全長約四・三キロの心理的圧迫感を和らげる。
三キロ以上の長大山岳トンネルでは初の試み。
高山清見道路の高山IC(仮称)間は、二〇〇七年開通の予定。二十四日には、
今回の開通区間を徒歩で歩くなどの見学会が開かれる。
問い合わせは国交省中部地方整備局・高山国道事務所=電0577(36)3811=へ。
中日新聞岐阜版http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20041013/lcl_____gif_____004.shtml
10/7
第二東名高速道路 矢作川橋の現場開放について
< 世界初の波形鋼板ウェブPC斜張橋が連結!! >
日本道路公団(JH)中部支社が建設を進めてきました、「愛・地球博」のアクセス道路に位置する第二東名高速道路の矢作川橋が、
10月16日(土)に連結することとなり、お客様への一般公開を下記のとおり行いますのでお知らせします。
JH中部支社http://www.chubu.jhnet.go.jp/topics/041007/041007.htm
10/16
高速料金、半額に
通行量が著しく少ない東北中央道=山形市内で
山形道笹谷〜寒河江と東北中央道上山〜東根
国交省18日から2カ月間 周辺渋滞の緩和検証
山形市周辺の高速道は通行料金が半額以下−−山形道の笹谷インターチェンジ(IC)〜寒河江IC間と、
東北中央道の山形上山IC〜東根IC間で18日から2カ月間、通行料金を終日、
一般車で約5割、ETC車で約7割それぞれ割り引く実験が始まる。
高速道の利用を促し、周辺国道で渋滞がどの程度緩和するかを検証するもので、
国土交通省は「結果次第では、料金の値下げも検討する」としている。
割引は、入り口、出口とも実験対象区間内が対象だが、笹谷IC〜関沢IC間は対象外となる。
全車種が対象で、普通車の場合、山形北IC〜東根IC間では600円の通行料金が半額の300円になる。
ETC車だと200円とさらに安くなる。
実験は県や国などでつくる山形都市圏高速道路社会実験協議会が行うもので、
実験による損失の穴埋めは国と県で折半して負担する。
協議会によると、東北自動車道の山形ジャンクション(JCT)〜天童IC間の交通量は道路の容量に対して17%、
山形道の山形JCT〜寒河江IC間も同様に39%足らずにとどまっている。
一方、これらの高速道と並行して走る同市周辺の国道13号と同112号の交通量は、それぞれ146%と132%。
慢性的な交通渋滞が続き、市内には大野目交差点や中野交差点など14カ所も渋滞ポイントがあり、
年間渋滞損失額は640億に達するとの試算もある。
大型車による夜間の騒音も大きく、余力のある高速道に利用を振り向けようというのが狙いだ。
このような実験は、道路公団民営化の議論が進む中で全国的に広がっており、
今年5月、石原伸晃国交相(当時)が同市を訪れた際に山形での実施を表明していた。
東北では福島県や岩手県でも行われるといい、
9月から実験が始まった富山県の北陸道(富山西IC〜朝日IC)では実験初日の交通量が5倍に伸びるなどの効果が出ている。
朝日新聞山形版http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5904
10/19
四国の高速道路、6千円で3日間乗り放題
四国地方整備局や四国4県などでつくる四国地方幹線道路協議会は、
四国4県の高速道路が3日間乗り放題になる割引チケットを、11月2日から販売する。
低額料金で四国の交流拡大が可能になるかを探る社会実験で、11月5日から12月6日まで利用できる。
期間中、金曜から月曜までの連続する3日間に限って使える。
四国の高速道路が乗り放題になる四国内利用者向けと、
本四3橋の往復料金を2千円割り引くクーポン券が付いた本州側利用者向けの2種類を用意する。
いずれも、普通車6千円、軽自動車・バイク4500円。
近畿や中四国の近畿日本ツーリスト、JTB、日本旅行の窓口や四国4県の高速道路サービスエリアで販売する。
問い合わせは、四国社会実験事務局(0120・459・835)へ
朝日新聞香川版http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6889
10/25
国交省、支援物資運搬車両は有料道路を無料に・新潟県中越地震
国土交通省は26日、新潟県中越地震の被災地に、食料や衣類などの緊急救援物資を運搬する車両について、
有料道路の通行料金を徴収しないよう、道路関係四公団や全国の地方道路公社に通知した。
運搬車両が、各都道府県が発効する「災害派遣等従事車両証明書」を持っていることが条件。
有料道路の入り口で通常通り通行券を受け取り、出口で証明書を示すと、料金を払う必要がなくなるという。
ただ、自動料金収受システム(ETC)搭載車は自動的に課金されるため、通常レーンを通る必要がある。
同様の措置は、1995年の阪神大震災以来。証明書を持っていなくても、
救援物資を運搬していることが証明されれば無料通行が可能。実施時期については「当面」としている。
日経新聞社会版http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041026AT1G2600X26102004.html
10/20
あぶくま高原道の空港−平田間、2車線化で無料に−−10年度開通へ /福島
◇経費200億円削減
県は25日、建設中の福島空港・あぶくま南道路(あぶくま高原道路)の未整備区間である
福島空港−平田インターチェンジ(IC)間について、無料の自動車専用道路とすることを決めた。
併せて4車線から2車線への縮小やトンネル部分の減少などで、従来計画より200億円の経費削減を打ち出した。
10年度の全線開通を目指す。
当初の計画では同道路の交通量を1日2万台と見込んでいたが、
周辺開発の遅れから大幅に下回ることが予想され、車線数を半減することになった。
また、ルートをずらすことによってトンネル延長を2700メートルから3分の1の900メートルに削減した。
同道路は東北道・矢吹ICから福島空港ICを経て磐越道・小野ICを結ぶ地域高規格道路(35・9キロ)。
現在までに矢吹−福島空港IC(13・6キロ)が通行でき、11月25日には国道49号と連絡する平田−小野IC間(8・6キロ)が開通する。
有料区間は矢吹中央−玉川IC(6・6キロ)のみとなる。
毎日新聞福島版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20041026ddlk07020198000c.html
11/1
東名高速道路(豊川〜音羽蒲郡)の登坂車線工事完成について
日本道路公団中部支社新城工事事務所が交通渋滞対策として建設を進めてきました、
東名高速道路下り線(豊川IC〜音羽蒲郡IC)の一部区間(3.2km)の登坂車線設置工事が完成しますので、お知らせします。
完成日時
平成16年11月12日(金) 東名集中工事における走行車線規制終了後
(参考)東名集中工事期間
平成16年11月 8日(月)6:00から11月12日(金)18:00まで
平成16年11月15日(月)6:00から11月19日(金)18:00まで
完成区間
豊川IC側(愛知県豊川市平尾町)から音羽BS(愛知県宝飯郡音羽町赤坂)の下り線登坂車線
(工事延長3.2km)
[参考:路線の概要]
(1) 東名高速道路は、首都高速道路3号線との接続部である東京都世田谷区を起点とし、東海道の主要地を経由して、小牧ICのある愛知県小牧市に至る延長約347kmの高速自動車国道です。昭和44年5月の全線開通以来、日本の大動脈として重要な役割を果たしておりますが、近年の増大する交通量に伴って渋滞が発生しているため、当該区間において、改築事業(登坂車線設置工事)を実施してきました。
(2) 今回の登坂車線完成により、平成8年2月に完成している音羽蒲郡IC〜岡崎IC間の登坂車線と連続することとなり、全長7kmとなります。
完成の効果
(1) 豊川IC〜音羽蒲郡IC間は、現在、4車線断面で7万台/日を越える交通量があり、三ケ日IC〜豊田IC間のなかで上り勾配が最もきつく、特に下り線の交通集中による渋滞が多発していることから、当該事業区間に渋滞緩和を目的とした登坂車線を設置することとしたものです。
(2) 東名高速道路は大型車混入率が高いため、当該区間の登坂車線完成により、交通集中による渋滞が解消されるとともに、円滑な交通流の確保による追突事故の低減が期待されます。
完成区間の概要
(1)登坂車線事業認可日 平成12年1月18日
(2)着工日 平成14年7月23日
(3)車線数 下り線を本線2車線から(本線2車線+登坂1車線)に拡幅
JH日本道路公団中部支社http://www.chubu.jhnet.go.jp/topics/041101/041101.htm
11/2
東九州自動車道・蒲江−北川間、本格始動 ルート調査へ−−19日に着手式 /大分
新直轄方式での整備が決まった東九州自動車道の蒲江−北川(宮崎県)間のうち大分県内10キロについて、
広瀬勝貞知事は1日、19日に蒲江町で着手式をすると発表した。
国がコスト削減を検討しルート決定の基礎資料となる現地調査を始めるもので、事業がいよいよ動き始めた。
広瀬知事は安心した表情を浮かべ、蒲江町では早期開通を望む声が上がった。
九州地方整備局によると、橋を架ける予定部分を中心に調べ、橋の長さや橋脚の短縮を検討。
蒲江−北川間は総事業費を1060億円まで削っており、さらに精査する。
着手式は19日に蒲江町丸市尾浦の名護屋地区体育館で開かれる。
広瀬知事は「東九州道の開通に何とか希望が持ててきたのかなあと非常に安堵(あんど)している」と述べたが、
「調査を早く進め、ルートを決めてもらいたい。早期完成を願って運動をしていかなければならない」と表情を引き締めた。
■地元「早期開通を」
蒲江町観光協会、橋本正恵会長(55)は「蒲江高廃校で人口減少が加速。
1次産業の町を生かす水産や農業、料理などを学ぶ専門学校誘致を始めた。
九州各県から学生を呼ぶには、どうしても東九州道が必要だ」。
町商工会、木許作太会長(64)も「(着手は)大変うれしいが、開通までまだ10年以上かかるのでは。
せめてあと5年でできれば、職を求めて都会へ出てしまう若者を止めることが出来るのだが……」と早期開通を訴える。
毎日新聞大分版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20041102ddlk44010429000c.html
11/4
高速料金値下げ 車の流れに変化
値下げ実験で利用者が増え、料金所には順番待ちの列も見られた=山形市の東北中央道山形中央インターで
日本道路公団(JH)は今月から、深夜に高速道路を利用した場合、
自動料金収受システム(ETC)の搭載車に限って通行料金を3割引きにするサービスをスタートさせた。
道路公団民営化の一環として政府・与党が料金の値下げを申し合わせたことに伴うもので、
山形市周辺の一部区間で先月から始まった値下げ実験では東北中央道で最大約5割も交通量が増えるなどしている。
夜間割引は利用の少ない時間帯に一般道を通行する大型車のシフトを促し、
夜間の幹線道路周辺の騒音低減などを目指すもの。
JHによると、県内では山形自動車道と東北中央道が対象で、
午前0時〜同4時の時間帯のうち、わずかでも高速道を利用していれば割引対象になる。
このため、前日の夜から利用して午前0時をわずかに過ぎて料金所を出たり、
午前3時台から時間外まで利用したりしても割引が受けられる。
また、1月11日からは通勤割引を始める。
内容としては、ETC車で通勤・帰宅時間帯(午前6時〜同9時、午後5時〜8時)に
100キロ以内の近距離を利用した場合は通行料金が半額とする方向で調整している。
いずれもETC車限定の割引となることから、JHでは19日から普及促進キャンペーンを実施。
新規購入のユーザーを対象に全国30万台についてセットアップ(取り付け・登録)費から5250円を減額する。
全国サービスに先がけて、県やJHなどが山形市周辺の高速道で始めた期間限定の割引では、
先月18日の開始から1週間で、山形道で最大約2割、東北中央道で約5割も交通量が増加した。
山形道の笹谷インターチェンジ(IC)−寒河江IC間と、東北中央道の山形上山IC−東根IC間で終日、
一般車は約5割、ETC車は約7割割り引いている。
18〜24日の交通量は山形道が5区間平均で最大16%、東北中央道は4区間平均で最大52%それぞれ増加。
山形道の山形北−山形間で前年比で1日平均約1100台、東北中央道の山形−山形中央間では約1800台伸びた。
一方、両高速道路と並行する国道13号、同112号もともに前年同期と比べて微増。
国土交通省山形河川国道事務所の担当者は「道が空いたので利用する人が増えたのかもしれない。
今後の推移の経過を見守りたい」と不思議がっていた。
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5990
11/9
京奈和自動車道・大和北道路の環境影響評価方法書、きょうから縦覧開始 /奈良
平城宮跡など世界遺産周辺を縦断する、京奈和自動車道・大和北道路の環境影響評価方法書がまとまり、県が9日、公示する。
期間は12月8日まで午前9時〜午後5時、県都市計画課や国交省奈良国道事務所で縦覧できる。
縦覧は、実際の調査・予測・評価を開始する前に、住民や関係者から意見を聞くために実施される。
方法書は、来年1月中にも環境影響評価審査部会に提出され、有識者らが審議する。
大和北道路は京都府県境から西名阪・郡山インターまでの区間(約12キロ)。
有識者の提言で、西九条佐保線の地下と高架案、国道24号地下と高架案の2案が推奨ルートとされ、うち前者の優位性が評価されている。
毎日新聞奈良版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20041109ddlk29040754000c.html
11/10
新潟の高速道復旧に国費200億円投入へ・国交省
国土交通省は9日、新潟県中越地震で大きな被害を受けた高速道路の復旧に国費を投入する方針を固めた。
現時点で200億円を超す復旧費の全額を今年度の補正予算として財務省に要求する。
高速道路復旧に国費を使うのは、2000年の有珠山噴火以来4年ぶり。
地震で陥没や段差ができた関越自動車道と北陸自動車道は応急復旧を経て、全線で通行が可能な状態。
ただ豪雪地帯での本格的な復旧作業は難航することも予想され、完全に元に戻るのは来春以降になるとの見方も出ている。
高速道路の維持・修繕は日本道路公団の業務だが、大規模な災害時には国が費用の一部を補助することができる。
国交省は復旧事業を公団単独で行えば、40兆円にも上る債務の償還に影響を与えかねないと判断。
復旧費を全額補助する方針を決めた。
阪神大震災の時には、阪神高速の橋脚倒壊や橋げた落下の復旧費として827億円を補助した。
今回の復旧費は200億円を上回る程度とみられる。
日経新聞http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041110AT1F0901E09112004.html
11/12
能越道の福岡−高岡間、終日無料−−来月20日まで /富山
富山県道路公社は12月20日まで、能越自動車道の福岡−高岡両インターチェンジ間(6・8キロ)を終日無料開放している。
並行する国道8号の渋滞緩和と高速道の利用促進を目的とした社会実験「のるWay」の一環。
この区間の通行料金は普通車200円だが、9月に半額、10月に通勤時間帯無料実験を実施。
その結果、朝の通勤時間帯の通行量は9月で通常の1・3倍、10月は2倍と増加。
一方、国道8号など周辺道路の通行量は3〜5%減少し、効果がみられたという。
毎日新聞富山版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/news/20041112ddlk16040783000c.html
11/13
交通量2〜4倍増も/通行量実験
料金所には割引を知らせる看板が置かれている=玉湯町の山陰道松江玉造料金所で
江津道路や山陰道などで実施している、通行料金を引き下げて交通量の変化などをみる実験で、
利用者が日によって割引前の約2〜4倍になるなど軒並み増えていることが、国土交通省の調べで分かった。
同省側は「割引の効果が出ている。今後の料金設定の参考にしたい」としている。
国土交通省調べ「宣伝広まった」
江津道路では、1日から1カ月間、浜田〜江津間(14・5キロ)で実施している。
1日〜15日は全区間全車種100円。16日〜30日は通常通行料の約5割引きとし、
浜田〜江津間は、大型車950円が450円、普通車550円が250円などとなる。
同省浜田河川国道事務所によると、浜田ジャンクション〜浜田東インターチェンジ間の交通量は、
初日が約4300台で、割引前のほぼ3倍に増加した。
通勤時間帯に混雑する浜田市の国道9号下府畳ケ浦交差点で、
渋滞の長さが割引前の870bから200メートルに短縮されたという。
昨年11月1カ月の平均交通量は約1600台だった。今月1〜7日の1週間の平均は約5100台で、
約3・2倍。7日の日曜日は約6200台が利用し4倍近い交通量になった。
山陰道などで実施しているのは、松江道三刀屋木次〜宍道間(12・2キロ)、
山陰道宍道〜松江玉造間(14・1キロ)、安来道路東出雲〜米子西間(19・1キロ)。
3区間とも、全車種を10月18日から3割引き、11月1日から5割引き、
同17日から30日までが7割引きとし、ほぼ2週間ごとに割引率を引き上げている。
同省松江国道事務所は、割引率が変わる初日と各期間中の日曜日の交通量を調査。その結果によると、
3割引き初日の10月18日は、割引前の同月の平日と比べ、松江道と山陰道で1割増、安来道路は微増にとどまった。
しかし、10月24日の日曜日は割引前の同3日と比べて各区間とも4〜6割増加。
5割引き初日の11月1日は1〜3割増え、日曜日の11月7日は8〜9割も増えた。
とくに宍道〜松江玉造間は約1万1900台が利用し、割引前の日曜日のほぼ2倍に達した。
同省側は「割引期間が進むにつれて、利用が増えており、リピーターや割引の宣伝が広まっているのではないか。
意向をつかみ利用者増につなげたい」と話す。
朝日新聞島根版http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4678
11/15
「東北道合流」へ起工式−−仙台北部道路の未開通区間 /宮城
仙台北部道路の未開通区間、利府しらかし台(利府町)−国道4号(富谷町)間の起工式が14日、富谷町石積三合田前であった。
北部道路は現在、三陸道から枝分かれする利府ジャンクションから、利府しらかし台までが開通済み。
今回の工区が10年ごろに完成すると、東北道と合流して仙台都市圏を囲む環状自動車専用道ができる。
起工式では、浅野史郎知事や国土交通省の幹部、地元住民らが、くわ入れをした。
ショベルカーで盛り土をすくい、10トンダンプに積む実演もあり、約70人の出席者は大きな拍手を送っていた。
着工したのは総延長13・5キロのうち8・3キロで、昨年から用地買収を始めた。
総工費は440億円で、完成すれば仙台北部と仙台港、仙台空港の連携が強化され、国道4号など一般道の渋滞も緩和されるという。
毎日新聞宮城版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20041115ddlk04040056000c.html
11/16
首都高品川線
都が都市計画決定
都は十五日、首都高速中央環状品川線(目黒区青葉台−品川区八潮)を都市計画決定した。
中央環状線で最後に残った計画の正式決定。
東京外郭環状道路(外環道)、首都圏中央連絡自動車道路(圏央道)と並ぶ三環状道路の一つが、全線開通に向けて動き出したことになる。
首都高中央環状線は都心から八キロ圏を結ぶ総延長約四十六キロの環状道路。
一昨年十二月に北側の王子線(七・一キロ)が開通し、葛西−板橋の二十六キロが完成している。
板橋から先は、新宿線(十一キロ)が二〇〇六年度に完成予定で建設中。同線と接続するのが品川線になる。
品川線は約九・四キロ。新宿線と同様に環状六号(山手通り)の地下を走るトンネル構造とする。
出入り口一カ所(五反田)、換気所四カ所(中目黒、五反田、南品川、大井北)を設置する。二〇一四年完成を目指す。
都は一昨年八月、地元への説明会で品川線計画素案を提示。五反田換気所について、地元住民の反対運動が起きている。
東京新聞東京版http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20041116/lcl_____tko_____001.shtml
11/17
脱輪が発端 作業列惨事 4人をはねたワゴン車(右)と、 ワゴン車が衝突したトラック=笛吹市の中央道で |
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中央道で4人死亡 仕事再開した直後 車1台の脱輪が、作業員ら4人がはねられ死亡する惨事につながった。 4人は中央道の一宮御坂インターチェンジ付近で、昼食後に仕事を再開した直後だった。 現場でただ一人無事だった作業員や救急隊員の話から、事故の状況が浮かび上がった。 死亡したのは、いずれも造園会社員で 増穂町大椚、市川喜久雄さん(60)、都留市下谷3丁目、井上広行さん(56)、 富士河口湖町船津、野沢康雄さん(55)、山梨市下神内川、警備員和田英樹さん(26)の計4人。 県警高速隊の調べでは、東京都江東区亀戸1丁目、 会社員内山文雄さん(31)の運転するワゴン車が右側中央分離帯の溝で脱輪。 体勢を戻そうとハンドルを切った際にスピンし、後方から来たトラックに衝突、弾みで4人の列に突っ込んだらしい。 ワゴン車は4人をはねて停車したという=。 4人を含む5人は、朝から日本道路公団が発注した清掃作業に従事していた。 現場監督の中込義雄さん(55)=増穂町=は、事故当時、荷物を取りに作業車の方に戻っていて、事故に遭わなかった。 「ドーンとすごい音がして振り向いたら、仲間が誰もいなくて車が止まっていた。よく見ると、みんな倒れていた。 ただ、一人だけ見つからず捜したら、ワゴン車の下敷きになっていた。頭が真っ白になった」 中込さんは時折、言葉を詰まらせながら事故の様子を話した。 「作業を始めたばかりでみんな一カ所に集まっていた。作業が進めば離れるんだけど……」と嘆いた。 死亡した4人のうち、溝の清掃をしていた3人が造園会社「山梨ガーデン」(増穂町最勝寺)に勤務。 同社の依田経雄会長は「高速道路の開通時からかかわってきたが、こんなことは初めて。 ご家族に何と伝えれば」と現場で涙を流していた。 事故発生から20分後、東八消防本部の救急隊が到着した。 救急救命士の男性(30)は「出血がひどく一目で蘇生は不可能とわかった」。 井上さんのほか3人が2〜3メートル間隔で、道路の左脇の溝付近に倒れていたという。 事故を起こしたワゴン車の2人も道路脇に立っていた。ワゴン車は前部が大破、左右の両側面にもぶつかった跡があった。 周辺には靴や帽子、車の部品などが飛び散っていた。 県警の調べによると、内山さんは「考え事をしていたら脱輪してしまった」と話しているという。 県警は快復した後に、事情を聴く方針だ。 |
朝日新聞山梨版http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=8053
11/19
800円に値下げで経済効果365億円−−東京湾アクアライン /千葉
◇実現化推進協が試算
東京湾アクアライン(木更津市−川崎市の総延長15キロ)について、
「アクアライン800円実現化100万人署名活動推進協議会」(平井譲二会長)は18日、
普通車の通行料金を3000円から800円に値下げした場合の経済波及効果の試算結果を発表した。
それによると、他の高速道路の渋滞緩和による経費節減などで365億円に上るという。
通行料800円の早期の実験実現について、近く堂本暁子知事に対し、日本道路公団に要望するように求める。
アクアラインの普通車の通行料金は、同距離の他の高速道路や首都高の約5倍高い。
公団は02年7月から05年3月まで、
ノンストップ自動料金収受システム(ETC)搭載車に限って2320円に値下げする実験をしており、
実験開始前より全体の通行量は1日約1000台増えた。
それでも、当初予想の3分の1である1万4130台にとどまっている。
同協議会の試算では1日3万1200台に増えるという。
値下げに伴う公団の減収年26億円については、国が約17億3000万円、周辺1都4県3市で8億7000万円を負担。
その場合、県の負担分は4億800万円、千葉市は720万円になるという。
同協議会は「経済効果を考えると、県民も負担を納得してくれるはず」と話している。
毎日新聞千葉版http://210.173.172.30/chihou/chiba/news/20041119ddlk12040293000c.html
11/19
出雲仁摩道の概要を説明/国交省
山陰道の一部として計画され、出雲市と仁摩町を結ぶ「出雲仁摩道路」(約37キロ)について、
国土交通省松江国道事務所は、車線幅やインターチェンジ(IC)数などの概要をまとめ、地元住民らに説明を始めた。
26日まで沿線2市3町の計13カ所で説明会を開き、来年度中の都市計画決定を目指すという。
同道路は、渋滞緩和などを目的に、国道9号のバイパス道路として同省が進める直轄事業。
同国道事務所によると、4車線(幅20・5メートル)で出雲IC(出雲市知井宮町)〜仁摩IC(仁摩町大国町)間に、
湖陵、多伎、朝山、大田、静間の5カ所のICを設ける。
設計速度は80キロで、8カ所のトンネルや約30カ所の橋も整備する。
通行料は無料。同国道事務所は「予算確保の問題があり、完成時期は未定」としている。
県内の山陰道の計画は、安来〜益田間、約190キロで、
うち未着手区間は出雲仁摩道路と、温泉津〜江津間、三隅〜益田間など計約74キロある。
朝日新聞島根版http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=4704
11/30
工事車両3台に保冷車衝突、運転手負傷−−上板町の徳島自動車道 /徳島
29日午前11時半ごろ、上板町神宅の徳島自動車道で、
香川県財田町の運送会社「カントラ物流サービス」財田営業所の保冷車=杉田孝造運転手(56)=が、
駐車中の日本道路公団の工事車両(トラック)3台の側面に次々と衝突、杉田運転手が両足に1週間の軽傷を負った。
県警高速道路交通警察隊の調べでは、現場は片側1車線で、事故当時は上り線の片側交互通行にしていた。
上り線を走行していた保冷車がセンターラインを越え、下り線で舗装改良工事中の3台に衝突したらしい。
現場では公団職員ら約25人が作業をしていたが、けが人はなかった。
毎日新聞徳島版http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20041130ddlk36040673000c.html
12/4
舞鶴若狭道・小浜西〜敦賀
本線工事着手へ起工式
舞鶴若狭自動車道小浜西−敦賀間五十キロの起工式が四日、
沿線に当たる敦賀市長谷の県若狭湾エネルギー研究センターであり、
早期開通を願って地元市町長ら関係者が鍬(くわ)入れなどをした。
同区間の用地買収率は小浜西−小浜間が96%、小浜−敦賀間が24%で、区間全体としては45%。
一部で工事が始まっているが、本線工事に本格的に着手する節目として起工式をした。
主催者の日本道路公団の前田慎一・北陸支社長はあいさつの中で、
新潟県中越地震で高速道路が代替ルートとして大きな役割を果たしたことを強調。
西川一誠知事や県選出国会議員らが祝辞を述べた。
中日新聞福井版http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20041205/lcl_____fki_____001.shtml
12/5
東海北陸道 一層の事業促進努力
4車線化完成式で関係者
東海北陸自動車道・美並インターチェンジ(IC)一帯で四日行われた、
美濃IC−瓢(ふくべ)ケ岳PA(パーキングエリア)間一八・五キロと、白鳥IC以南二・一キロの四車線化完成式。
県や沿線の関係者は、事業完成による渋滞緩和などを喜ぶとともに、
事故多発が懸念される対面通行区間の四車線化促進と、早期の全線開通ヘ努力していくことを誓い合った。
郡上市美並町の日本まん真ん中センターで行われた式典では、
日本道路公団中部支社の吉川良一支社長が「残る区間も着実に四車線化を進めたい。
未開通区間の飛騨清見−白川郷間も、飛騨トンネルの工事に全力を尽くし、早期開通に努力する」とあいさつ。
梶原知事や地元選出国会議員らも、地域の発展などのため、一層の事業推進への期待を述べた。
会場を移し、沿線自治体による祝賀会もあった。
同公団岐阜支社によると、同自動車道全線約一八五キロ(未開通区間含む)のうち、四車線化完了区間は約五七キロになった。
現在、瓢ケ岳PA−郡上八幡IC間が整備中で、今年七月に七人が死亡した事故現場付近の平山トンネルは、本年度中に工事着手の予定。
白鳥IC以北は今のところ事業計画はない。
県や郡上市以北の沿線市村は、四車線化推進協議会を発足、関係機関への提言などを行っている。
中日新聞岐阜版http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20041205/lcl_____gif_____005.shtml
12/7
【足利】北関東自動車道の渡良瀬川橋工事と 渡良瀬第一高架橋工事の合同安全祈願祭が七日、 鹿島町の工事現場で行われた。同橋は渡良瀬川に架けられ、 鹿島町と群馬県太田市市場町を結ぶ。 |
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祈願祭は日本道路公団、県、市、施工業者、地元関係者約八十人が出席、吉谷宗夫市長らがくわ入れなどの神事を行った。 同工事は渇水期の作業となり、来年五月までを第一期、同十月から二〇〇六年五月までを第二期としている。 完成は二〇〇七年一月。橋げたは既に設置されており、形は景観が良いとされている逆台形の箱げた構造が採用されている。 長さは第一高架橋まで約四百メートル。幅二十二メートル。 |
下野新聞http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/041207/news_23.html
12/7
県内高速道 輪禍死ゼロ500日達成
県内の高速道は5日、交通死亡事故ゼロ連続500日を達成した。
1977年11月、東北自動車道一関―盛岡南インター間が開通して以来の「最長記録」を更新中だ。
関係機関は「輪禍死ゼロをいつまでも続けたい」と決意を新たにする。
県警高速隊によると、昨年7月24日に金ケ崎町で
単独横転した大型トラックの男性運転手が即死して以来、死亡事故が起きていない。
82―83年にかけて374日連続があったが、今年8月に更新しさらに継続中だ。
関係者は連続記録について、急カーブが少なく交通量が多すぎないことなどの道路事情を挙げながら
「関係機関がそれぞれ役割を果たした結果」と声をそろえる。
トラック協会やバス協会と135社で組織する県高速道路交通安全協議会(黒沢康男会長)は一定速度を保つペースカー運動や、
県内の事故多発地帯を首都圏に周知する活動も行っている。鬼柳勝専務理事は「効果的に注意喚起していきたい」と啓発強化を図る。
日本道路公団によると、県内の総延長は265・9キロで通行量は横ばいだ。
同盛岡管理事務所は「路面、気象の変化をキャッチして早め早めの対応をしたい」と雪氷期への万全の対応を誓う。
同隊の吉田尚邦隊長は「悪質な運転がなくなるよう速度違反の取り締まりなどにさらに力を入れる」と気を引き締めている。
岩手日報http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m12/d07/NippoNews_3.html
12/11
国1の県中西部4バイパス 3月末から無料開放
国土交通省中部地方整備局は十日、
国道1号浜名、磐田、掛川、藤枝の有料四バイパスを来年三月末に日本道路公団から買い取り、無料開放する方針を明らかにした。
バイパスの利便性が高まるほか、周辺一般道の渋滞緩和や騒音被害の低下などの効果も期待される。
沿線住民や産業界などの長年にわたる要望が後押しし、完全無料化が予定より十三年早まることになった。
国道1号四バイパスは交通の円滑化などを図るため浜名バイパスが一九七八年に、磐田、掛川、藤枝バイパスが八一年に開通した。
段階的に無料化し、最後の磐田バイパスが無料化するのは二〇一八年の予定だった。
しかし、有料のため、バイパスから一般道に車両に集中。
周辺で慢性的な渋滞や騒音など環境悪化を招くとして、住民や関係団体、産業界などから早期無料化の要望が相次いでいた。
公団と国、県が連携して、段階的に通行料金を割り引いたり夜間を無料化したりするなどしてきた。
〇二年二月に国の公団民営化推進委が「バイパス型の有料道路は国や地方に譲渡する」とする意見書を国に提出。
公団からの買い取りによる完全無料化の現実味が増した。
国と県は昨年十一月から今年一月にかけて、早朝と夜間の計五時間にわたり通行料を無料にする「社会実験」を実施。
騒音低下や渋滞解消などの効果が得られ、買い取りを決めた。買い取り額は今後精査するが、全体で二百五十億円前後の見通し。
国直轄事業は国が三分の二、県が三分の一を負担するため、県の負担分は約八十億円程度になるとみられる。
無料化の方針を受け、石川嘉延知事は「国道1号の交通安全の向上や騒音の低減を期待するとともに、
バイパスが一層利用しやすくなることによる産業・経済への波及効果にも期待する」と話した。
中日新聞静岡版http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20041211/lcl_____siz_____001.shtml
12/18
国、中部縦貫道ルート帯発表
大野油坂道路
国土交通省福井河川国道事務所は17日、
中部縦貫道のうちルートが決まっていなかった大野インターチェンジ(IC)=仮称=と
油坂峠料金所を結ぶ「大野油坂道路」のルート帯を発表した。
3〜5年後をめどに整備計画区間の決定を受け、用地買収にかかりたいとしている。
発表されたのは、大野市から国道158号沿いに油坂峠道路の料金所に至る約34キロ。
ルート帯の幅は約1.5キロとおおまかにしている。
来年2月をめどに沿線約1万5千世帯を対象に道路の必要性やルート案についてのアンケートを実施。
その結果を受け、現地環境調査などを実施し、整備計画区間への格上げを目指す。
同縦貫道は、福井北ICと松本IC(長野県)間の160キロを結ぶ。
県内では福井北IC−大野IC間の26.4キロが93年までに整備計画区間になり、用地買収率は約7割。
06年までに上志比村−勝山市間など一部区間の開通をめざしている。
ルート帯の発表について、西川一誠知事は「全線整備に向けて大きな前進」、
大野市の天谷光治市長は「中京方面からの玄関口として発展していくための確実なステップになる」とのコメントをそれぞれ発表した。
朝日新聞福井版http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=4413
12/20
野多目−堤、05年度開通 福岡都市高速5号
12年度に環状線完成
福岡市南部と西部を結ぶ福岡都市高速道路5号線について、県は、区間ごとの完成予定時期を発表した。
未開通の野多目−堤(仮称)が05年度末、堤−野芥(同)が07年度末、野芥−福重南(同)が10年度末に開通予定。
12年度には1号線と接続され、環状線として機能する予定だ。
県高速道路対策室によると、5号線は月隈JCTと福重JCTを結ぶ全長18・1キロ。
これまでに月隈JCT−野多目の5・6キロが完成している。
5号線の建設に伴い、通行料金は現行より50円値上げする予定だったが、
建設費や維持管理費のコストが下がったため、現行の600円に据え置く。
また、建設予定地に住宅街が多く、用地買収が困難だったことなどから、完成は当初計画より7年遅れる。
朝日新聞福岡北九州版http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=7482
12/21
四国横断道 県南延伸計画
2004年12月21日
来年度、用地買収に着手 四国横断道・鳴門−徳島間
二〇〇五年度予算の財務省原案で、日本道路公団による全国の高速道路整備費として八千億円が計上された。
今回の全国枠内示について徳島県高速道路推進局は「要求よりは少なかったが、公共事業抑制の流れもある。
それを勘案するとほぼ満額」ととらえており、来年度から四国横断自動車道・鳴門−徳島間の用地買収に本格着手する方針だ。
県内の四国横断道建設をめぐっては、鳴門−小松島間(二十三キロ)は民営化後の道路公団が事業を引き継ぎ、
小松島−阿南間(十キロ)は国や地元自治体が費用を負担する新直轄方式で事業が進められる。
鳴門−小松島間のうちの鳴門−徳島間(十一キロ)は、十九地区のうち十六地区で地元設計協議が終了しており、
今後順次、用地取得に取り掛かる予定。
徳島県では、南海地震など災害時の緊急輸送路として活用できる高速道路の早期整備を求めている。
徳島新聞http://www.topics.or.jp/Tokushu/highway/2004/1221.html
12/25
福岡都市高速道路建設を巡る恐喝事件で、福岡地検は24日、福岡市南区清水、指定暴力団山口組系安部組幹部、植木隆(55)
▽同市中央区鳥飼、会社役員、木野高穂(40)▽大分市家島、同、中野潔(36)の3容疑者を恐喝罪で起訴した。
起訴状によると、3人は都市高速工区の一部を受注した3社の共同企業体から金を脅し取ろうと計画。
昨年11月17日ごろ、現場代理人に「すぐ仕事やめろ」などと電話。
12月8日ごろ「話に応じれば再開してもいい」などと脅し、計1000万円を受領した。
毎日新聞福岡版